ガンダムのような何か

 車って、普及してはいるけど乗り物としては欠陥品だと思う。理由は簡単、使いにくいからだ。運転免許を取るためにわざわざ学校に通わなければならないなんて、その道具がいかに扱いにくいかの証拠でしかない。使いやすい道具はすべからく、説明不要で使えるものなのだ。アップル製品の信条でもあるね、これ。「説明不要で使える」

 それって一体どんなものなのか?この答えも簡単で「身体の延長として使える物」なのだ、きっと。カラダと似たような動きをしてくれるもの、カラダと同じ原理で動いているものなら扱いも楽々。学校も説明書もいらない。これこそが優秀な技術の証だ。

 だからいっそ、身体を大きくしたようなガンダムみたいな機械で移動したらいい。内側にいる人の動きに合わせて機械が動く。私が一歩あるけば、機械が百歩分の距離を移動する。そんな風に。

通信制高校にいた理由

 高校は通信制でしたっていう人、仲間です。私もそうだった。

 中学の頃は優等生だった。と言っても成績がいいだけで可愛げがなかったから、内申点はよくなかった。それが嫌だった。テストで百点を取っても「お前が気に入らない」という理由で総合点を差っ引かれる。それで親がクレームをつけようものなら、モンスターペアレントが現れた!教師は被害者だ!と言わんばかりの対応をされる。そうして、委員会活動やボランティアで媚びる子たちに好待遇(推薦とか)を持って行かれる。

 ついでに言うと、委員会も嫌いだった。やらされたはいいけど、人をまとめるのは苦手だし、今になって思えば問題児の世話までさせられて、教師のやる仕事を肩代わりした側面もあるのだから、給料が発生したっていいくらいだった。合唱コンクールで、いちいち連携や感動を迫られるのもイライラした。

 それで通信制高校に行くことにしたのだ。通信はいい。テストを受けて満点を取れば、誰も文句を言わない。サポート校というところに通ってはいたけど、授業に出ないからと言って叱られることもないし、授業に出る子はわざわざ来ている子たちばかりだから、みんなそこそこ真面目に受けていて、学級崩壊もなかった。私はよく無断で授業をサボったけど、先生たちは何も気にしてなかった。死んでなきゃいいでしょ、って感じ。いや本当に。

 暇で暇で仕方がなかったけど、いま思えば素敵な?三年間だった。学校に行って苦しむくらいだったら行かなきゃいい。それが当たり前の世界になってほしい。

景気回復?

 

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 そういえば最低賃金が結構上がってるねって会話を今日はしました。

 調べてみたら、600円台っていう地域はさすがにない。東京都は一番高くて958円、沖縄はじめ南の方が737円、それが底みたいだ。ちなみに秋田県は738円。以前は沖縄と並ぶ最低賃金(600円台時代)だったけど、今は1円分リードしてるらしい。少しは景気が回復しているのか。

 過去記事では、日本国憲法が「健康で文化的な、最低限度の生活」を謳っている以上、それを順守すべきだと書いているんだけど、今でもそう考えてる。「それに反することを強いてくる奴は非国民だ」っていうところも。

 「最低賃金を1500円に!」っていう運動もこのところ見るようになって、ああそうなればいいねって思って見てる。何もしてないけど。1500円だと、仮に一日8時間働いたとして1500×8=12000、一日働けば一万を超えるわけだ。これが仮に800円だと800×8=6400円、ああ数字にしてみるとやっぱり全然違うな。1500円のほうが絶対にいいわ。

 これからは時々、最低賃金を調べるようにしよう。なんかの時にその金額以下で働いてる人がいたら、それ違法だよって言えるし。

女としての自信を失くす話

 どんなに化粧を頑張ったつもりでも、街を行く女の子はみんな可愛くて、結局自分の努力は大したことなかったんだって思わされる。

 結婚相談所で働いていれば、女は若さと顔以外に何の価値も認められていないような気分になる。男たちの無神経な言い分で、他の女のガツガツした態度で、すっかり疲弊する。

 そういう呪いから少しだけ自由になれたのがいつ頃だったか、よく覚えてない。きっかけがあったのか、単にその感覚に慣れただけなのか、最近はあまりそういったことで苦しまなくなって、だからこうやって冷静に言葉にすることができる。怯えて泣きながらブログは書けない。

 大学にいたかっこいい女の先生を思い出してる。同僚の男性教授もメロメロだった先生は、年齢不詳で笑顔の似合う素敵な人だった。茶髪のパーマだったけど、あれは若い女じゃなく、あれくらいの歳(50~60代)の女性の方が似合うのかもしれない。そう思わせるくらいの、年齢なんてどこ吹く風って心意気が外見に滲んでおられた。そういうロールモデルを見ているからまだいいけど、これが女性誌ばかり読むような性格だったら、自分の大学生活はキツかっただろうな。目の色変えてオトコを探していたかもしれない。自分の女としての価値が認められていることを証明しようと躍起になって。

 

せっかくだから、テイラースウィフト調の詞でも書いてみる。

You, let me down by your careless words,

You make me think I'm nothing but just have youngness,

I, totally lost my confidence and dance on the floor of tear drops.

あなたは無神経な言葉で私を落ち込ませて

若さ以外に何もない奴だって思わせるの

私はすっかり自信を失くして涙の床で踊る。

テイラーの「mean」を聴いて書いた感じ。

オリジナルの東京

 

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 VRで架空のパリを作りたいな。フランスから帰ってきた人が「観光客を馬鹿にしてる」「ムーランルージュなんか、ダンサーが本当に下手くそ」と怒っていたから、それくらいなら自分の理想のパリを作っちゃえば?と思うの。

 本物のパリがどんなところかなんて知らないけど、私が好きなのはレオナール・フジタの描くお針子娘がいて、ムーランルージュのポスターはロートレックの絵で、カフェでの人種差別なんてない、そういうパリ。知識を総動員して作るオリジナルのパリは完全に自分仕様で、実際に旅行に行くよりもずっとワクワクしそう。

 東京を作れと言われたら、江戸の街並みの向こうにスカイツリーが覗くような風景にしよう。そんな場所を探して見つけるよりは、作ってしまったほうがきっと早いだろう。オリジナルの東京、オリジナルのパリ。

 前には自分仕様の美術館が欲しいって言ってた記憶があって、過去記事を探したらやっぱりそう言ってた。今日は東京で運慶を見たけど、混み具合がすごかったし、これを3Dで自分の部屋で見られたら、肉体的疲れなんか気にしないで作品が観られるのに!3D革命を早く!

 そんなことばかり考えるようになったから、そろそろ職業欄「夢想家」にしようかな。

宙に浮く家具が欲しい

 もっと家具が自由ならいいのにと思ってる。ぐにゃって曲がったり、やわらかかったりしてほしい。シリコン製の棚とか欲しい。引っ越しの時には丸めて小さくできる机とか欲しい。しっかりしたものって場所を取るし、固いし、融通の利かないイメージがあるから、それを解消するような何かが家具に欲しい。

 粘土みたいに、置いた物の形状を記憶する本棚が欲しい。本を置くと、底辺に触れた部分がちょっと沈んで、そのまま立ってくれるの。そうすれば本は自立するから、本同士が傾いてなだれを作ることがない。薄い本でも形が歪まない。

 あるいは、磁石の力か何かで宙に浮く家具が欲しい。家具を始め重い物は何もかも下に置いてあるから床の面積が狭く感じてしまうんであって、空いている部屋の上方を使えば、単純に床面積が広くなって歩くスペースも増える。それなら天井に貼りつければいい、とも思うけど、落ちてきたら怖いから、やっぱり浮いてるほうがいい。で、必要な時にはスイーッて下に降ろして物を入れて、手を離すとまたスイーッて浮いて天井に戻ってくれるの。

 いまだったらテレビを浮かせたい。ほとんど見てないまま床に置いてあるから、天井近くに浮いててほしい。で、見る時には壁を伝って、ちょうどいい高さまで降りてきてくれたらいい。

安室さんがそんなにすごいかってちょっと疑問

 安室奈美恵の引退がなんだっていうのかなーと思ってる。

 彼女が努力家だとかプロ意識が高いとかいうのは置いといて、そのパフォーマンスを見てほしいんだけど……。どんなにうまくても、根本的にパクリだとしか感じない。アメリカンカルチャーのコピー感がすごい。

 「コピーだから悪い」っていうことじゃない。すべての創造は模倣から始まる。ただし

①明らかに模倣とわかる

②オリジナルを超えていない

のだとしたら、それは単なる劣化コピーだよね。安室奈美恵のセクシー路線といい、歌の歌詞といい、ジャネット・ジャクソンマライア・キャリービヨンセを思い出させる。で、それ以上のものにはなってない。彼女の引退で平成の終わりを感じるって人もいるけど、別にいいことじゃないかって思う。安室時代の終わりは別に寂しくない。むしろ次のブームが来てほしい。「世界の終わり」とか『千本桜』がヒットする現象のほうが私はよほど好きだよ。そっちのほうが独特、オリジナルだから。

 教室に例えるなら、安室奈美恵はクラスの中心にいてスクールカースト上位にいるけど、そこにいても本物は生み出せない。既に認められたものの二番煎じなんて生温くてやってられない。彼女の全盛期に比べて、少しだけアヴァンギャルドになってきた最近の音楽シーンにはワクワクしてる。