自分は一人しかいない、という圧倒的に確かな事実

他人なしで生きられる人間なんていないぜ、デイヴィッド。そんなの不可能だ。 かもしれない。でもこれまで、僕であった人間だっていないわけで。僕が第一号かも。 ポール・オースター『幻影の書』 すごく単純な事実として、自分は一人しかいない。過去にもい…

インスタ腹黒話

インスタグラム嫌いなの?と言われる。違う。正確には、インスタをやってる人をすごく嫌いになった過去がある。結果から言えば縁を切ったくらいに。 彼女は、私が何か贈るといつも喜んでくれたけど、それは結局「私には、こんな素敵な物をくれる友達がいるの…

どうして土偶ブームが来ないの?

自分の中で一番の写真家はリウ・ミセキ。最近その人が土偶を作っていることを知った。あの、大きな丸いサングラスのような目をして装飾を身にまとった、女の人の体型を大袈裟に誇張した土器。その人のサイトに上がっている土偶の写真を見ていたら、案外かわ…

人間のモノ化が止まらない

哲学科出身の自分から見れば、今は人がモノみたいに扱われる潮流が止まらない時代。それを「モノ化」と呼ぼうが「オブジェクティビテ(物体化)」と呼ぼうが変わらない。生身の人がコンテンツになって、自分を一個の完成品として仕立て上げようとする。異常…

人を殺すことの善悪

「どうして人を殺してはいけないんですか?」という問いは、もう問いそのものが間違っていて、人は理由さえあれば誰かを殺してもいいと思っている。だから、死刑制度のある日本では重罪人は死刑になる。EU加盟国に死刑制度はないが、自動車を廃止している国…

黒い食器が売れた理由

ノリタケの「ホワイト・パレス」シリーズは1996年に誕生して今に至るらしい。平成生まれというとことがすごいね。こんなクラシックなデザインで。今まで廃盤になっていな以上は、それなりに支持があったということで、わたしは何もこの国に絶望しなくてもい…

礼儀作法、コンプレックス

自分の育ちがよくないことを今すごく気にしている。きっかけは些細なことで、いつも優しかったはずの男性の態度が少し冷たくなっていて、よく考えたら思いついたことがひとつある。私、彼の小さな親切に対して「ありがとう」って言ってない。会議資料が配ら…

科学、ビジネスの本当にいいところ

『Newton』を買った。ips細胞の未来とかダークマターとか、いろいろ面白い記事が読んで、自分が一時期ビジネス誌にハマっていたことを思い出した。 ビジネス界隈の人たちは基本、常に前向きだ。そうでなければ経済界を生き抜いていけないからなのだろうけど…

余裕ってこういうこと

紅茶を飲むなら茶器も綺麗なほうがいい。そういうわけで、前々から欲しかったカップ&ソーサーを買った。日本製(ノリタケ)のホワイト・パレスという柄で、白地に金箔をあしらった上品な器なのである。慣れない人は相場がさっぱりわからないと思うが、これ…

みんな綺麗になっていく

モーニング娘が好きじゃなかった。「あんたにゃもったいない、あたしはナイスバディ」とか「日本の未来はウォウ、ウォウ」とかいう歌詞があったと思うけど、なんとなく品がないなと思うし、茶髪でヤンキーみたいな外見にも違和感があった。いかにも攻撃的な…

夏が終わっての感想

www.youtube.com もう活動してないんだろうなって感じのバンド。メリーデイズプランナー。直訳するなら「愉快な日々を計画する人」。 かつてないくらいに色々考えさせられた夏だった。というのも田舎に帰ったら、伝統芸能に携わる人たちが半端ではなく落ち込…

SNSが普及する前と後で

2008年の12月に愛知県瀬戸市内の駅で、人身事故で列車が止まったのを覚えている人、いるだろうか。今日ふと思いついて「駅名 人身事故」でツイッター検索をかけたのだが、何も出てこなかった。一番新しいデータでも2009年。ツイッターが日本でサービスを開始…

体型、ないものねだりの終わらなさ

155cm、46kg。BMIの最適値は52.96kgだったから、ほぼ53kgが理想ってことになる。これが44kgまで落ち込めば危険領域。やたら痩せ型を賛美する世の中だけど、ガリガリになる必要はどこにもない。でも「痩せていればモデル体型、すなわち綺麗」と思ってダイエッ…

バレンタインの残酷

男のいない惨めさっていうのを、パートナーのいない女性たちはどうやって解消しているんだろう。どうしても彼氏が欲しいってわけじゃないし、気になる人だっていないけど、でもこのまま誰からも「女」として扱われずに生きていく、みたいなのはやっぱり耐え…

独白

平凡な人生を歩むことは負けだと思っていた。わたしは人生を大切にし過ぎて、かえって無駄にした、そういう人間です。 「世間からのひきこもりや孤独こそが創造性を生む」なんていう言葉を真に受けすぎて、特別でいるつもりで周囲を拒絶して、結局ひとりにな…

読売の営業が土下座していったそうな

祖父のいる実家に、読売新聞の営業を名乗る男が来たらしい。他の家族が手を離せずに祖父が出て行って話を聞いたら、契約してくれと土下座されて追い返せず、結局購読することにしたと。やらされているんだろうけど、いまどきそんな形の営業なんてあるんかい…

なんか変、っていう些細で大事な感情

何を検索していたかはともかくとして、真ん中の「濃い髭」の広告はなんなの。ホモって言葉が差別用語なのがひとつ、そしてゲイの人の外見に対する偏見、そして女性が濃い髭を嫌がってますよ、というある種の決めつけ。関係のない人間を不愉快にしてまで何を…

大丈夫だよと言いたい

子どもの頃に未来に向けて書いた作文を読み直したら、あまりに夢がなくて愕然とする。勉強についていけているのか、とか、苦しい思いをする羽目になってないか、とか、心配性っていうよりも、周囲の脅しの言葉を丸呑みにして震えている子どもがそこにいる。…

流行に乗れない

普通の人が怖い。男の人で言うなら、遊戯王やポケモンや太鼓の達人を一通り経験していて、ついでに虫キングも知っていて「ボ」しか言わないタイトルのギャグ漫画とかデンジャラスじーさん(綴りがあっているかはわからない)にハマっていたような人。女の人…

雨宿りはどこで

公衆電話ボックスを、雨宿り空間にすればいいと思うの。今日は各地で記録的な大雨なので(関係ないところはないんだろうけど)、急に豪雨に襲われた際にどうするかをシュミレーションして過ごす。 電話ボックスが、例えば擦りガラスだったらいい。なんとなく…

自分宛ての手紙

愛知県岡崎市のガラス展のDMが綺麗。捨てられたガラス瓶をリサイクルしたのだとか。下の便箋はHallmark社のレターセットのもので、花柄が素敵だったから買ってしまった。 小さい頃、誰かから自分宛ての手紙なり荷物なりが届くと嬉しかったな。受取人の欄に自…

久々に紅茶の話

インドのダージリン地方で民族闘争、紅茶を生産する農園が生産ラインを停止。世界屈指の知名度を誇る農園もストライキにより操業停止し、恐らく農地は荒れ放題とのこと……例年なら秋口に入荷予定の品種や、更には来年の春茶まで影響があるだろうと見込まれて…

合法的である以上はエロにも文句言わない

女性向けエロ漫画のことを「レディースコミック」と言うのですね。最近知りました。確かに「少女漫画」ではないか……。少女漫画も、ものによってはとてもきわどい描写があるけれど、レディースコミックのそれは大体がセックスシーンらしく、それはジャンル分…

みんな持っている体は違うのだ

綺麗に撮られた女の人の義足を付けている写真を見て、なんだかいいフォルムだなと思った。義足で普通に立っている感じが、メカニックでも有機的でもない身体の可能性を感じさせるというか。義足モデルっていうジャンルがあること自体は、今日初めて知ったの…

芸能人の整形はむしろ歓迎

アジアNo.1の美女と言われるアンジェラ・ベイビーが最近好き。彼女の顔に関しては整形が疑われている。ひょっとしたら豊胸もしているかもしれない。だけど綺麗ならいい。だって芸能人でしょ?メンテナンスだって大変だろうし、自然な顔をいじるのは覚悟の要…

愛情表現を学ぶということ

家族のものを勝手に捨てるテレビ番組があったらしい。ツイッターで話題になっていたからなんとなく知った。別にお互いに憎みあっているわけではないだろうけど、私の思う家族像に照らし合わせると、その人たちはなんだか不気味だ。愛情表現っていうのがどう…

チバユウスケと青春

ボブディランの「Tell Me That It Isn't True」。歌詞集から。 ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したって聞いたときは「ふうん」と薄い反応だったのだが、だったらチバユウスケが取ってもいいんじゃないかと感じるようになってきた。 チバユウスケの詞…

「成長」って本来は楽しいものだったはず

19世紀の美術、絵画、文学分野の人々をたどる人生ゲームがあったらいいなーと思って試作。ランボー誕生(1854年)もここらへんに入れるべきかもしれない。実在の人物の足跡を辿るゲームはもっと多様化していいんじゃないか。誰かの生き様を追体験するって結…

文化ができるまで

人類のこれから、なんていうととても広い話題過ぎてどうにも手に負えないのだけれど、そうじゃなくて先進国(と自称している国々)のこれからだったら、ちょっとは考えられる気がする。機械の進歩、医療の発達、家事時間の軽減、みんな素晴らしい。素晴らし…

効率は大事。でも

若い頃のエジソンは、仕事をサボって寝ていたいがために、簡単な機械を作って仕事をさせていた。そういう効率の良さにつながるなら、サボりたいって思うこと自体は何も悪くない。むしろ、どんどん効率化して寝る時間を増やすべきだとすら思う。無駄な努力ほ…