サティ、はクラシック

人格の破綻した天才、なんていうのは古今東西大勢いるわけだけれど、中でも今一番興味があるのがエリック・サティ。ドビュッシーと音楽の傾向が似ているなあと思っていたら、二人は友人だった。でも、ドビュッシーのほうが先に死んでしまい、残されたサティ…

安定と引き換えに失いたいものなんて何もない

独身でいるからこその美しさ、みたいなものがあるんじゃないかと考えてる。結婚できるできないで悩むよりも、結婚してからどう生きていくか、ちゃんと考えておこうと思う。仕事はしたいし、50代になったら社会活動で認められるくらいになりたい。お小遣い制…

「男」として見ること

電車内での化粧に文句を言うのは、自分が異性として見られていないと感じる男性なのでは――というようなことをどこかで書いたのだけれど、じゃあ誰かを男として見るってどういうことだ、と言われると定義を即答できない。化粧は「あなたのために綺麗にしてき…

見栄っていう地獄

見栄を張る人間を、最初に商売のターゲットにした人って誰なんだろう。きっと、すごく頭がいいんだと思う。見栄は張り始めればキリがないし、無限に肥大化して競争を煽る。そうして市場は成長を続けいつまでも経っても形を変えて生き残り続ける。 何を考えて…

玉城ティナ、別格

TGC SPECIAL COLLECTION 1/東京ガールズコレクション2016 AUTUMN/WINTER 2.40あたりから登場する、トレンチコート姿の玉城ティナ。歩き方、存在感ともに別格を誇っている。男性陣の竜星涼もよかったけど、彼女の方が好き。一応2014年と2015年のランウェイも…

最近の些細な違和感

室内温と外気温の差の激しさゆえに、外に出て少し歩いただけでクラクラして、水分補給をするも脚の震えが止まず、コンビニでフライヤーの肉を買って食べたら回復した。肉は大事だ。菜食主義者の人たちは、どうやってこの夏、生き延びていくんだろうと漠然と…

機械でできることに思う

ネットさえあれば無料で本も読める時代ということで、青空文庫の国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』を眺めている。眺めているだけで読んでない。読むなら紙がいい、と思っているアナログ派です。でも、これを印刷してホチキスで留め、好きな絵を表紙につけてしまえ…

求められる能力の違い。ソロとペア

TGC SPECIAL COLLECTION 2/東京ガールズコレクション2016 AUTUMN/WINTER 1.44~、ひとりで歩いてくる青年(名前は竜星涼)ですが、歩き方が(この中では)抜群にいい。坂口健太郎より上手だ。調査の結果、パリコレに出たこともある人らしいので、その影響もあ…

最近の小さな失敗と小さな成功

食べ物関係で。チーズにバターを乗せて食べたらおいしいんじゃないかと思ったけど、これはかなりくどかった。こっちは失敗。でも、バターは野菜炒めに使うとおいしい。無塩バターで炒めて、後から好みで塩を足して食べてる。これは成功。でもって、一番よか…

翻訳は難しい

A friend in need is a friend indeed. 必要なときにいてくれるのが本当の友達。 in needとindeedで韻を踏んでいるんだろうけど、indeedは「確かな」って意味だから「確実に友達」って感じか。翻訳って難しい。in needは「緊急な」とか、そんなニュアンスも…

最近、怖いこと

ツイッターの短文や一枚の画像で笑うことが増えてるけど、時々怖くなる。長いストーリーのあるものやあらすじを追って行くようなものは、小説はおろか漫画すら読まなくなって、一瞬で訴えかけてくる表現ばかりに晒されている気がする。 漫画を読ませない親を…

どう見ても夏

まだ梅雨明けしていない、という事実を信じる人などいるのだろうか。時々は雨が降るけど、暑くて仕方ない。美白命の人なんか、もう外出できないんじゃないか。 夏のライフハックと言えば ・アイスティー。容器に水出し用ティーバッグ(日東紅茶とかが出して…

太宰治の(個人的に思う)魅力

『人間失格』は読んで、ふと思い出す場面はあるけど、じゃあ印象に残る、自分にとって大切な作品か、と言われるとそうじゃない。太宰の魅力は小説よりも(あるいは小説と同じくらい)箴言にあると思う。好きなのは以下の二つ。 日本には「誠」という倫理はあ…

消費スタイルは怠惰

何かを楽しむには、それなりの能力が必要。ドラマひとつ見るにしても、言葉がわかっていなければ理解できないし、お茶を楽しもうと思えば、最低限の作法を知らないとできない。それなのに「私は指一本うごかさないけど、あなたは私を楽しませろよ」っていう…

ここから出て行くための言葉

日本から出て行きたいから外国語を勉強する……そういう思考回路があるんだってことに今さら気づいて、趣味でしか語学を学んだことのない自分との差を思い知らされる。そういえばアフリカ系の女の子(たぶんムスリム)が「女性の権利が尊重されるから、フラン…

私的な神木隆之介論

実を言うと、今まで演技がうまいと思った人と言えば、木村多江と緒方拳だけです。歌舞伎の世界まで入れるなら坂東玉三郎も素晴らしいけど、それで全部。だから神木隆之介が「神木くん演技うまい!」と絶賛されているのを、ちょっと仲間はずれにされた気分で…

目標

好きで愛おしくて泣きたくなってしまうような風景というのが、この世の中にはあって、私はそれになりたい。悲しみを隠したほほえみが、冷たい人と呼ばれることを恐れない勇気ある態度が、どんなに美しいかわからない。そんなものは、この世界で一銭の得にも…

ファッションについて言いたいこと

外見と内面が無関係だって言うには、あまりにも不可解なことが多すぎる。だって人は「美しい」「醜い」という言葉を、心に対しても容貌に対しても使う。同じ言葉を使えるっていうことは、同じ次元で考えられるってことだ。そうじゃないか。どうして人の内面…

疲れているとき

疲れている。人に言われて初めて気づく。いつもそうだ。真面目に生きていこうと思っていても、体がついてこない。そういうとき、罪悪感を持たずに休める人間でありたい。いまは休むことはできるけど、もうちょっと頑張れたんじゃないか、ってどこかで自分を…

人を好きになると世界が広がる

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」は、汎用性が高くて気に入ってる慣用句のひとつ。この逆はなんだろう?誰かを好きになると、その人の持ち物まで好きになる現象をなんて言うんだろう。こんなことなら、国語の授業をもっと真面目に受けておけばよかった。気持ち…

異性として見ること

「女として見られる」がどういうことなのか考えているのだけど、たぶん「よい意味での女扱い」と「悪い意味での女扱い」に分かれるのではないか。高次元な意味と低次元な意味。内容は、それぞれ以下の感じ。 高次元→お姫さま扱い。エスコートされるなど。文…

曖昧な関係

「咲いたら花だった。吹いたら風だった。それでいいではないか」。高橋元吉の詩、「なにもそうかたを…」の一節だけど、これは時々、身に染みて思うこと。さらりと書かれているけど、何事も型にはめて考えようとする人たちに囲まれた、自然主義者の叫びのよう…

色に関する日記徒然

夕陽で街が赤く染まる風景を久しぶりに見た。怖いくらい赤いね。その色が極まることで「怖い」と思わせる色は、赤以外にないんじゃないかと思う。極まったのが青ならば、私はその綺麗さに感動して泣く。黒なら何も見えない。黄色ならきっと、具合が悪くなる…

車のない世界を夢見てる

長い前置きをするなら。車がとても便利で、生活必需品なのはわかる。日本の経済復興を支えたのが自動車産業だっていうのもわかってるし、今まで移動に車を使った回数は数えきれない。車を安全なものにしようと日々努力している人々がいることも認める。その…

近頃、なに考えてる?

綺麗なものがすぐ近くに寄って来ると、どんなに綺麗でも、いや綺麗だからこそ「おえぇっ」て気分になる。存在の圧迫感。サルトルの『嘔吐』で、マロニエの根っこを見て吐き気を催すのもわかるような気がする。 空間旅行と時間旅行と、どっちが好きと言われた…

いま抱えている違和感

詩人の石垣りんのエピソード。自分の詩が試験に使われたときに「作者が表現しようとしたことは次のどれか」という【選択肢形式の】問題が作られ、本人もその答えがわからなかった。そのときのコメントが 「洋服でも着物でも、昔は自分で作っていましたよね。…

HKBってね

HKBって「閉経ババア」の略なんだろうな、中村うさぎがやってたっていうアイドルグループ(アイドルではないと思うけど)。彼女は整形したり、ホストに貢いだり、風俗嬢になったり、捨て身でルポルタージュを書いている人なので興味はあった。赤裸々な文章は…

「佐川男子」の次は

「佐川男子」っていうのが一時期ありました。次は是非ローソンの男の子たちを。 今日は完全にローソンの回し者で恐縮なのですが、あの会社は制服が青いんです。結構濃いめの青なのね。それに白いストライプが入っている。それによる錯視効果なのか、着た人は…

ビジネス界隈のうるささ

「社員のモチベーションを上げる」とか「人材不足」とかなんでもいいんですが……人を使うっていうことは、その人に対して責任が発生するっていうことなんだよ。即戦力とか言ってないで、育てることを考えて。今は恋愛・婚活市場ですら「完璧な男などいません…

鞄の中身

みんな、鞄の中に何を入れているんだろう?本と書類、それから飲み物(水筒あるいはペットボトル)、ハンカチとティッシュ、それに定期券。あとは携帯/スマホと筆記用具、ノートパソコンやタブレット。そんなところだろうと思っていたけれど。 男の子の場合…

「おっぱいノート」について

そういえば「おっぱいノート」っていう、おっぱいの写真が下地に使われている帳面があるらしいが、売れ行きはどうなんだろう?「世界一アイデアが生まれるノート」というコピーが正しいかどうかは、使った人を調査しないとわからないと思うんだけど、試作の…

思い出に時空はない

中学校の頃の嫌な記憶がいまだに蘇るというのに、もうあれから10年以上も経っているなんて信じられない。人の中身は時空を行ったり来たりするもので、誰しも子どもにかえったり、今に戻ってきたりして、精神なんてきっと、もともと不安定なものなのだと思う。…

シンデレラバストに思うことなど

シンデレラバストっていう言葉を聞いたのはだいぶ前。AAA~Aカップ向けのかわいい下着?を指すらしく「男性目線で自分を見るのはもうやめよう。胸の小ささを気にしない、小振りなのは素敵なこと」というコンセプトだったかと思う。言われてみれば、胸が大き…

「非属」は本当に難しい

山田玲司の『非属の才能』を学生の頃に読んで、ふーんそうかと思ったっきり放置していたのだけど。 「どこにも属さない」は確かにひとつの才能だけど、とても苦しいし難しいと思う。「なんらかの組織に依存して生きていきたい」っていうのは、人間として自然…

身近な魔法使い

美容師の腕がいい。鋏をスイスイと動かしただけで、はねていた癖毛が消える。髪を伸ばしていることを伝えると「長さは切りませんからー」と言って量だけ器用に取る。外観はほとんど変わらないのに、乾かすのが楽になって、傷んでいたところもハネも消える。…

大人のおままごと、とは

考えると嫁に来たのは間違っている。娘のうちの方が、いくら気楽で面白かったか知れぬ。人の女房はこんなものと、誰か教えてくれたら、来ぬ前によす筈であった。 夏目漱石『野分』 夏目漱石は、夫婦のわかりあえなさを描いて天下一品の作家。 ツイッターのハ…

ダメな人の分類。あくまでイメージです

写真は著作権があるかもで貼らないけど……『クズの本懐』『テニスの王子様』などに出てる俳優の話です。さくらだ・どおり。 桜田通は、綺麗なクズっていう感じがする。世の中には汚らしいクズ(←積極的にダメな人。いじめとか犯罪とかするタイプ。外見は不潔…

語感の重要性

「安室奈美恵」がかっこいいお姉さんであると知ったのは、中学校の後半だった。なにせ流行には疎く、スマップのメンバーだって全員言えないくらいだったから、歌手の名前なんていうのは推して知るべしである。「アムロナミエ」という音から私が想像していた…

しつこい性格

「雨が降った時、雨を感じる人間と、ただ濡れるだけの奴がいる」…みたいに言ったのは、ボブ・マーリーだったか。 しつこい性格だ、とよく言われる。何か事を起こすと簡単には許してくれない、「どうしてそうなったの?」「何を考えていたの?」「おかしいと…

カルト村じゃないけど

カルト村で生まれ育った人の漫画エッセイが本屋にあった。うちは、カルトではないけど両親の信条が独特で、他人と(たぶんあまりよくない意味で)違うところがいくつかあった。兄弟も私も平成生まれだけど、家にはゲーム機ひとつなかったから、私は「ポケモ…

将来、何になりたい?

honto.jp 「将来、何になりたい?」という小さい頃によくされたあの質問、大人になってからむしろちゃんと考えたい。今の能力や持ち駒がすべてだと思わないで、これから手にできるものだってたくさんあるんだから、年齢や境遇を理由に「自分はこの程度のもの…

世界は割と美しい

今日は天気が良かった。こういう日はどこかに外食しに行く輝き系の女友達よりも、リラックス系の友達と手作り弁当でも食べながら遠足するのが好きなのだ。人は日々いろんな人間関係の中でバランスを取りながら生きているから、その数が多いにこしたことはな…

何がしたい?って聞かないで

何がしたいの?って聞かれるのが嫌いだ。語学を勉強してると「それで何がしたいの?」と言われる。これからのことをぼんやり考えていると「それでどうしたいの?」と言われる。どうしたいもこうしたいもないよ、なんとなく生きてなんとなく幸せになりたいん…

貧富の差とか言うけど

貯蓄が可能になったあたりから、貧富の差が広がっていった――そういう話を歴史の授業で聞いたことを思い出す。農耕社会の到来は、保存できる食料と共に、貧富という差異を人間社会にもたらした。それよりもっと昔は、食料は腐らない内に交換するしかなかった…

好きなタイプ

背の高い男の人が好きです。色が白い、線の細い、黒髪のショートが清潔な感じの男の子(20代前半を想定)が好みです。あくまでも鑑賞用として。付き合ってくれ、とか、抱いてくれ、とかは言いません。付き合うならマッチョで優しい男の人がいい。筋肉にかま…

スウェディッシュ・ポップお好きですか?

Sugarplum Fairy- Never thought I'd say that its alright The Royal Concept - On Our Way The Royal Concept の曲、どっかで聞いたことがあるって人も多いんじゃないか。スウェーデンは、自国の言語を持ってはいるものの、その使用人口の少なさのあまりデ…

「かわいい」の意味はすなわち愛玩具

「かわいい」が何を意味するかをずっと考えていたけど、愛玩具っていうのがぴったりくる。一個の人格を持った個人ではなく、人形のようなペットのような存在に対して抱く気持ち。でもって、自分に劣等感を抱かせたりせずに言うことを聞いてくれそうな健気な…

女性誌の言うモテはほぼ嘘

「女の子だもん、愛されなきゃ!」ってフレーズ、どんな人が考え付くんだろう。その目的は一体なんなんだろう。「愛される」は結果であって目的ではないです。女性誌が嫌なのは、本来は結果であるべきことを目的化して煽るから。それでもって、自分たちに都…

「家に帰ったら妻子がいなかった」後から父はそう語った

「ある日、家に帰ったら妻子がいなかった」という、非常に特異な経験をしたのがうちの父だ。ある日なぜか、母、兄弟、私のみんなで家出して、それっきり母の実家に行って、しばらく父のいる家に戻らなかったのを覚えている。小さかったから詳しい事情は知ら…

さよなら、オリンピック

近くにオリンピック称賛者が一人もいないんだけど、みんな東京オリンピックのことどう思ってるんだろう?『反東京オリンピック宣言』を読む限り、行政的にもいいことはなさそうだし、ボイコットしている選手の言うことだってもっともだと思うんだけど。 オリ…