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もっと、聴覚に訴えるトイレ

日本のトイレが独特なのは周知のことかと思います。多機能かつ親切な設計で、一体おしりビデなんて考えたのは誰なのか疑問に感じるくらい。でも、音をね、どうにかしてほしいの。音姫とかじゃなくて。 例えば用を足している間、水音がするんだからそれを活か…

ホームレスが怖い

ホームレスが怖い。道端にいていきなりワケのわからないことを叫んできたり、「見て見ぬふりするなよぉ」とクダを巻いていたり、とにかく「この人たちとまともに会話はできない」と思うようなことがよくある。ビッグイシュー(ホームレスが路上で売り、その…

フランス大統領、前哨戦

フランス大統領選は五月七日、極右・国民戦線のマリーヌ・ルペンと超党派のエマニュエル・マクロンの一騎打ちが決定。何人かの候補者で選挙を経た後、上位二名による決選で決まるというフランススタイル。マクロンは39歳と若いから、その経験の浅さは気にな…

いい国そうでない国

「嫌い」っていうことと「だから排除したい」ってことは、まったく別物だと思うのだけど、なんで「気に入らない奴は消えろ」みたいな雰囲気なんでしょうか最近。 海外の人たちって、感情表現が豊かでストレートで面倒くさくなくて、いいなって思う時ももちろ…

デジタルフリー

しばらくパソコンのない生活をしていた。ブログを書いていたら突然暗くなったので修理に持って行ったら、バックライトの故障ですと言われた。こういうことは、お金を払ってプロにやってもらうのが一番なので、そのまま任せた。 最初に聞いたところでは「ウチ…

フェミニズム恨み言

小・中学校時代って、わかりやすい贔屓をする先生がいたけど、その構造ってとっても勉強になる。嫌味じゃなくて本当に。一回の授業で手を挙げて指名される回数を、いちいち記録してたことがあるんだけど、こんな感じ。(当時中2) かわいい子…10回 バカだけ…

日本人は昔からこうだよ

買おうか迷ったんだけどパオロ・マッツァリーノが解説と聞いて(帯を見て)購入。 『「月給100円サラリーマン」の時代 戦前日本の<普通>の生活』800円+税。 www.chikumashobo.co.jp HPを見たら「著作者について」のところが「写真は只今撮影中です」に…

カフカ 弱さとすごさ

カフカの小説よりも、断片や手紙のほうが面白い。『変身』その他の小説は独特すぎてわからなくても、父親への手紙に書かれた お父さんとぼくは、求めるものがまるでちがっています。ぼくの心を激しくとらえることが、あなたの気にもとまらず、また逆の場合も…

『マンガで読む 嘘つき中国共産党』 覚え書き

新潮社の『嘘つき中国共産党』が売れていると聞いて買ってみたのですが。 ①漫画形式で読みやすい。 ②本屋で平積みにされるくらいには売れている。 ③著者は祖国やその人々ではなく、あくまで共産党を批判している(だから嫌中本でも反中本でもない) というこ…

哲学思い出し

「存在すること、そのものに疲れてしまう」みたいな表現をしていたのはレヴィナスだった。すべてに嫌気がさすことってあるけど、あれって一体なんなんだろう。予定はあるけど動きたくない、何もかもうっとうしい気分になる、あの倦怠。 レヴィナスはフランス…

普通の人って、頭の中で誰も騒いだりしないんだね

「普通の人」の頭の中って、こんな静かなんだ……と感慨に打ちひしがれている。 今日は寝不足でふらつくまま無理矢理起きて動いていたら、夕方になって思考が停止した。どういうことかっていうと「頭の中で誰もしゃべってない」ってことだ。 いつもは「さっき…

アマレットについて知らない人

アマレットのジャムというものを見かけて、アマレットとは何なのか調べている。店員さんによれば「杏仁豆腐とかについてくるあの小さな赤い実、あれのお酒です」とのこと。どうやらこの酒とはリキュールのことらしく、イタリア語での表記はAmaretto、最後のt…

日曜日、実際外には出たくない

ドイツでちょっとだけ暮らしたことがある。日曜日は、どこもかしこもスーパーが閉まっていて「休日は食料調達すら難しいのね…」と思った記憶がある。「だから日本もサービス業に休みを!」と言いたいわけじゃない。それはちょっと待ってねって感じ。私だって…

女性蔑視は、男性への負担から起こるのではないかと

ドビュッシー(Debussy):アナカプリの丘 金子一朗(Ichiro Kaneko) ドビュッシーの繊細な出だしが好き。アナカプリの丘。 学生らしき若い男から、すれ違いざまに「調子乗んな、ブス!」と言われたことがある。こういう「女を罵倒するオレ、女よりも地位上だか…

空飛ぶ寿司が食べたい

回転寿司なんていうのは、おとなしく回っているからつまらないんであって、ジェットコースターみたいに起伏の激しい通路を歩んでいてほしい。でなければ、女体盛りの進化バージョンということで、真ん中にバーンと裸の女の人が寝そべり、神々しく照らされて…

心になんとなく残ったシーン

最近読んだ本の中から、心がざわつくシーンを抜粋してお送りいたします。 『みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない』からはココ なんて言うんだろう、飾り物にはぜったいならないような顔してんだから、少しは頭を使えよ、って言いたくなっちゃうタイプ。うち…

ポリティカル・コレクトネスを憎むようになった話 その一

「心の病気で不登校のかわいそうな子です、仲良くしてあげてね」と先生に押しつけられた女に、8年間搾取されてた。時間とか、精神的エネルギーとか、労力とか。「私はかわいそうなんだから、誕生日に私が欲しい物を買って送れ」というたかりも「私の好きな…

傘では守り切れない悲しみがあるって知ってた?

今日は雨だった。ひどい降りではなかったけど、革靴が濡れたのにはヒヤッとした。革がだめになったら元も子もないと、予定を取りやめて家路を急いだくらいで。ヒカルの碁で「人類が月に行ける時代に、なんで傘だけ傘なんだろう」みたいな台詞があったと思う…

好きなクラシック

ベートーヴェン ピアノソナタ 第14番 「月光」 月の光 ドビュッシー 「月」は日本の歌(俳句とか和歌とか)に頻繁に出てくる、非常に愛されているモチーフなわけですが、西洋でも題材にならないわけじゃない。ドビュッシーの「月の光」、ベートーベンの「…

読書家のおばさんのリスト

読書家のおばさんが本を送ってくれたので、その内容をちょっとシェア。 『浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ』講談社文庫 『これは弁護士の仕事ではありません!』富士見L文庫 『活版印刷三日月堂 星たちの栞』ポプラ文庫 『活版印刷三日…

若い女が嫌い

若い女が苦手だ。特に店員でいたりすると、自分が馬鹿にされているんじゃないかと思う。ボーッと突っ立っていた自分も悪いけれど「お待ちのお客様どうぞー」と言ってもらえなかったのは、侮られているからじゃないか。フルメイクでいる女は、すっぴんの自分…

左右の耳が違う

耳をね、見比べてみてほしいの。左右で形も位置も違うよね。私のは、右は丸みを帯びていて、左は吸血鬼みたいに先がちょっと尖ってる。右のほうが、位置は少し下。 だからなんだ、と言われるかもしれないが、それを知っているのと知らないのとでは人生の味わ…

橋本愛を見て思う徒然

硬質的で、人を寄せつけない感じで、顔立ちの整った女の子は好き。好きだけど気後れする。どうしてそういう人がタイプなんだろう。友達になりたいなーと思って近寄ったところで、彼女たちは自立心が強くて、基本的に他人を必要としない。私のほうは、自我を…

創造性と教育の話

湯川秀樹『創造的人間』を引き続き読んでいるけど、「日本の教育は独創性の発揮を促すようにはできてない(意訳)」という主張は当たっている。そりゃあ、口では「自分の頭で考える子どもを育てます」とか言っておきながら、実際には大人の望むようなことを…

湯川秀樹『創造的人間』

角川ソフィア新刊、湯川秀樹の『創造的人間』を買って読んでる。本屋で最前列に出していたけど、新刊だからなのか、それとも書店員さんのおすすめなのか、真相は不明だが残り一冊だった。きゃーラスイチ買っちゃった。 物理学者のこの人は、しかし大変文章も…

悔しかったこと

時々、思い出してしまう悔しい出来事もろもろ。 大好きなお店に友達を連れて行ったら、彼女が食べログでその店を調べたこと。そうして「評価がすごい高い」と言った。ムカついた。もし評価が低かったら「この店、低評価だよ」とか言って、お店のことを貶めて…

おからの使い勝手

おからをご飯代わりに食べたわけですが。そのまま食べるとパサパサするけど、水分を含ませれば(お湯なり牛乳なり)ボリュームも出るし、まろやかになる。塩を振って食べれば、もう完全にお米の代わりになるから助かる。値段も100g50円とお手頃。 産業廃棄…

みんなの妄想の中身をヒアリング その2

「突拍子もないことを突然やってしまう」系の妄想は多かった。特に日頃おとなしい人が「何人かでお茶してる時、自分が急にコップをガチャン!ってしたらみんな驚くだろうな」とか「建物の中にある消火器を、思いっきりそこらへんにぶちまけてるとことか想像…

フランスは19世紀が鉄板

サティ、ドビュッシー、ルノアール。19世紀末から20世紀初頭を生きた人たちですが、みんな好き。音楽と絵画というジャンルの違いを超えて、三人とも軽やかで仰々しくない、柔らかくて繊細な芸術を見せてくる。ばっさりくくると印象派。文学では、この頃にジ…

そもそも動詞になっている

comer…昼食を摂る(スペイン) philosophieren…哲学する(ドイツ) どっちも「それ一語で動詞にしちゃうか」って感じの単語だ。「ランチる」とか「哲(てつ)る」とかいうようなものでしょう、それ?なんというか、お国柄が出ているなあ。スペインの人にとっ…

ブランドは、維持する方が大変だ

ブランド指定って「そこならある程度上質なものを提供してくれる」っていう安心感のことだと思う。「シャネルなら間違いない」とか「靴下専門店だから良質」などなど。一理あるんだけど…… ストッキングをずっと靴下屋で買ってたんだけど、この間カネボウのエ…

みんなの妄想の中身をヒアリング その1

外に出ない上、さしたる趣味もないので、休日はすることがない。いろいろと妄想して一日を潰すこともある。妄想の中身を人と話し合うことってほとんどないけど、でも聞くと楽しいんだよね。 女の子の妄想は、恋愛系が多かった。「めっちゃイケメンが学校に私…

陳腐な晴れ舞台

卒業式のシーズンということで、袴姿の女の子たちがチラホラ。春ですねえ。皆さまご卒業おめでとうございます。 とは言え、卒業式に特別いい記憶はない。綺麗なおべべを着て、大して仲良くもない人たちとだべり、袴が着崩れたのに気づかずに移動して、後から…

別に克服する必要のない苦手なこと

勝ち負けのあるものがずっと苦手だった。ハラハラしたりドキドキするのは心臓に障った。世の中の「負けず嫌いになれよ!」オーラを出す人々とは、どう頑張っても相容れなかった。スポーツはとりわけ嫌いだった。はっきり勝ち負けがつくからだ。その中で、え…

「ないこと」のもろもろ

いわゆるテレビゲームってやつ、人生で三回しかプレイしたことがない。全部、小学校の頃、それも同じ友達のうちで無理矢理やらされただけだ。経験値が低いから当然負けるし、コントローラーの使い方ひとつわからないから、普通に苦痛だった。そういうわけで…

ゆるく好きな人々

真面目に働いている人は大体好きです(もちろん、ちゃんと休みを取ってほしい)。近所のローソンのお兄さんも爽やかでハキハキしていて好きだし、特にUさんに会えた日には足がフワフワするくらい浮かれるのである。靴を売ってくれたおばさまも、感じのいいお…

ミニマリストになれない

「無印で部屋を揃えちゃうとか思考停止」みたいに書いたことはあるが、無印良品は好きだし、お世話になってもいる。そのコンセプトも素敵だと思う。ただ、そこに全面的に同意して、自分で考えるのを止めてしまうのはおかしいと感じるだけで。 片付けや断捨離…

足のサイズが変わった話

足が細くなった。legではなくfootの話である。靴を買いに行ったら、もうワンサイズ下のものがぴったりですよ、と言われた。 足を測るときのポイントは、足の長さと厚さであり、長さはcm、厚さはEで表される。私の場合は23~23.5cm、高さはEE。2Eとも表記され…

睡眠賛歌

何がしたいの?と聞かれても、意識の高い解答なんて出てこない。「好きなだけ寝ていたいです」と思う。「眠るのが好き」と言うと、無趣味だねと白ける人が多いけど、あのね、本当に好きなの。たっぷり睡眠を摂った時の爽快感たるや、鬱から一番遠い。そして…

おばさんの性

おばさんの性欲について書かれた本で、インパクトがあったのはこの二冊です。中村うさぎ『私という病』、内藤みか『いじわるペニス』。後者は小説だけど、実体験がないとここまで書けないだろうなーと思う。逆に取材だけでこれを書けたなら、力のある作家な…

焦燥

何かを語れる人になりたかった。一家言持っていて、自分っていうものが確立されている人に憧れた。憧れたのは、自分がそうじゃなかったから。他人の不機嫌が怖かったし、大人から褒められることが大事だった。そうして、そんな自分が嫌いだった。誰かの顔色…

貧乏人の言い分

大学生になったとき、初めてバイトをした。土日だけという気軽さだったけど、一個だけ身をもって知ったことがある。「休んだら一円も入って来ない」、これ。裕福な人の盲点なんだよね、ここ。 小学校の頃、雪国に住んでいて、ある時「みんなで通学路の雪かき…

就活本の優秀

去年あったことなんて、過ぎるままにしているからよく覚えてない。それで就活生向けの「教養・最新時事」問題集なるものを買ったら、これがおもしろい。要点は簡潔にまとめてくれるし、見やすくわかりやすく、短時間で効率的に情報摂取できる感じがたまらな…

商店街とコンビニ

百均とコンビニの便利さは進化しているので、たまに行ってみることをおすすめします。ダイソーでは電球まで売ってるし、ペーパーバックの本も買える。ローソンでは糖質オフのパンからドーナッツまで展開され、さらには店内にポストがあって、レターパックも…

歴史がわかると見え方が違う~映画~

『カサブランカ』は、YouTubeに全編和訳付きでアップされているくらいの(?)知名度の高い作品なわけですが。あれを子どもの頃に見ても、良さがよくわからなかっただろう。あれ、要は第二次世界大戦時のドイツをすごくこきおろしているんだよね。途中でアッ…

「シンプル」はいいけれど

「ていねいな暮らし」「おとなのシンプル」みたいなキャッチフレーズが、白地を背景に書かれている雑誌とか本とか。最初のうちはよかったけど、最近では氾濫し過ぎて、見た途端シラけるようになった。「おひとりさま」「一人の時間を優雅に過ごす」みたいな…

おばさんが強いわけ

誰でも、思春期はじめ若いうちは傷つきやすいものだと思う。私の場合は、すごく些細な――たとえば通りすがりの人に罵倒されたり、ぶつかってこられたり、あるいは電車で席を取られたり、そんなことで悩んだことがある。私の外見が舐められやすいのか、みんな…

オペラ座コンテンポラリー

コンテンポラリーダンスを好きになり始めてる。パリ・オペラ座のバレエ団が来日中ということで観てきた。来日中のスケジュールの前半は、クラシックバレエの妖精譚『シルフィード』、後半がコンテンポラリー『ダフニスとクロエ』その他。 『ダフニスとクロエ…

ナマケモノ戦略

ナマケモノは、徹底して動かない。だから食料も少なくて済み、さらには動体視力に優れたジャガーに捕食される可能性も低い。そして、エサをめぐって争う必要がないように、他の生き物なら食べない毒の葉を食事にしている。こうして調べたことを書いてみると…

欲求とお金の使い道

小さい頃、うちの家庭の財布には余裕がなかった。その影響だろう、今でも娯楽にお金を使うのは気が重くなる。将来のために貯めておいたほうがいいんじゃないかって思いにいつも捕らわれて買い物が楽しめない。子どもを育てるときには、金の心配はさせたくな…