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自分のいる世界しか見えない

「整形するならしたらいいよ、コンプレックスを抱えながら生きるよりいい」と言う人、それはそうなんだけど……「女優の○○さん可愛い、あれを目指せ」も、言っていることはわかるだが……それはいつまで続くものなのか。「可愛い」は永遠?それ以上の魅力(例え…

大人になっていいこと

負の感情とどう付き合っていくかは、まともに考えておいて損はない。醜い気持ちに蓋をしようとして、清らかぶっていた頃が、振り返れば一番苦しかった。理想と現実の乖離がひどすぎて、自己嫌悪が止まらなくなる。人間なら、嫉妬もするし、人の不幸に「ざま…

えこひいきとその後

中学校の頃、えこひいきをする先生がいて、私はそのとばっちりを食らっていた。どうして今、こんなことを思い出したかと言うと、贔屓されていた側の可愛い子が、一体どうなっているのか気になったからだ。あるとき先生は、私を学級委員にするからと口約束を…

今年に入って買った紅茶のこと

紅茶を買うようになってから、茶師という職業があること、ソムリエのように個人名で勝負していることを知った。いま飲んでいる国産紅茶「べにふうき」は、私の中では今年の東方美人を抑えて一番好きな一品。原島政司という人が作っているらしい。調べたら、…

『本を読む人』を読書中

仕事では「いてくれてありがとう」と言われるし、プライベートにも特に問題はないのに、なんか満たされない。そんな気持ちで新潮クレストブックスの『本を読む人』を読書中。ジプシーの家族と、そこに本を読みに来るユダヤ人女性との物語、フランスのロング…

「いじめ」がわからなかった

小学校の頃、靴を隠されたことがある。お道具箱の中身を、液体のりで水浸しにされたことがある。靴の中に、水がぶちまけられていたこともある。これは嫌がらせであり、広義にはいじめなんだろうけど、当時はそれがわからなかった。そんな陰湿な形で自分に悪…

明日はお雛さま

頭の中に、唐突に雛祭りの曲が流れてきた日だった。日本の伝統意識が、私に三月節句を祝わせようとしている。正直、梅と桃の区別もよくつかないんだけどね。小さなお雛様でいいから飾ろうかと思いつつ、今日まで何もしていないので、せめて歌でも歌おうと思…

「夜に一人」と聴きたいラジオ

壊れていると思って放置していたラジオが動いた。AMとFMの切り替えだけができなくなっているので、ずっとAMで英語を話す人が洋楽を流すのをひたすら聞いている。NHK放送では、昼には民謡を放送していたり、国会中継が聞けたり、テレビよりもトーンダウンして…

みんなで裕福思想

市販のカマンベールチーズを食べ比べている。今のところ、十勝チーズ>>>セブンイレブン>>メグミルクという感じだけど、十勝はぶっちぎりでおいしい。日本人に合うように研究しましたってパッケージに書いてあるだけあって、独特の臭みがほとんど気にな…

ひろみちお兄さん!

NHK「おかあさんといっしょ」の体操の人で言えば、ひろみちお兄さん世代です。と言っても、彼は12年も体操のお兄さんをやっていたから、それが意味する幅がすごく広い。この「おにいさん」の本名が佐藤弘道だと知ったのは、教育番組を見なくなってから、ずっ…

『シンデレラ・コンプレックス』

「いつか王子様が来て、私を幸せにしてくれる」という思い込み?をシンデレラ・コンプレックスと言うことは知っていたのだが。そういうの、誰にでもあるんじゃない?天から降りてきた美少女が自分のすべてを肯定してくれると思うのも、王子様を夢見るのと変…

読み書きの能力

普段は当たり前のように思っているけれど、読み書きができるって素晴らしい。それがなければ本を読むことができなかっただろうし、読書をしなかったら、人生は違うものになっていたと思う。特別「日本語話者に生まれてよかった!」とは感じないけど、母国語…

日常を生き延びる

複数の予定がある日は、できるだけ効率的にスマートにこなしたいんだけど、実際、自分はそんなに器用じゃない。やりたいことの全部を、肩ひじ張らずに綺麗に片づけられるってことは、そうそうないんだと思う。前はそういうカッコ悪い自分に苛ついたけど、今…

古筝の魅力

弦が震える余韻が好きだから、東洋系の弦楽器の音色は美しいと思う。中でも中国の古筝は、残像のように残る音の効果をよくわかっていて、平安時代に生まれていたら「いとをかし」って褒めてた。 その古筝で「千本桜」を弾いてるものが見つかった。中国風の曲…

アナロギストの憂鬱 いつか役に立つかもしれない

メールとラインの世界に生きてる人々にとって、手紙というのは縁遠い存在だと思うのだが。郵便局は、HPを見てみると、かなりいろんなサービスを提供してくれている。ポップな絵柄を無料でダウンロードして、そのまま便箋にできたり、苦情の描き方を教授して…

公衆電話のこと

近所の公衆電話ボックスがいくつか撤去されるらしく、ボックスのガラスにその旨を書いた張り紙が貼ってあった。母も祖父母も、結構な頻度で公衆電話を使っているから、そういう人たちにとっては不便になるなーと思う。おばあちゃんが入院して、病院と家で連…

情緒は大事だと思う

「感情的」が悪いことであるかのように言う人がいるけど、情緒のない会話って耐え難い。少しも気持ちを表現する言葉が入らずに、ひたすら正論ばかり言ってる関係って、そうとう特殊ではないのか。噂話みたいに、情報や出来事のやり取りばかりするのも、会話…

女性誌への要望を書くとすれば

「塩顔」と呼ばれる人たちが最近好きです。坂口健太郎とか、木村多江とか。二重のパッチリ目の需要は多いけど、個人的には、さっぱりあっさりした顔立ちの人が見せる奥ゆかしさ、上品さ、色気っていうものがたまらない。お醤油顔は濃くてカワイイけど、上品…

ゲルマンジョーク

『ドイツ人のバカ笑い』を読んでる。生真面目な国民性で知られるドイツだけど、欧米の国らしくジョーク集がある。あっさり「欧米」と括ってしまったけど、もちろん「欧」と「米」の間には隔たりがあって、同じ白人だからと一括するのは横暴だ。ドイツの人は…

失われていくのかなー、な日本の風景

最近、引っ越しをしたら、家具家電の運び込みから何から何までスムーズでビビる。配達に来た人たちは皆テキパキしていて、無駄口叩かないし、スマートに働いてさらりと帰って行く。あれでいくら給料を貰っているんだろう、子ども二人育てて、大学を卒業させ…

頑張ることとブルーオーシャン

我慢や忍耐、努力……そういうものが無条件に素晴らしいと思えるのは、無邪気でおめでたい人だけ、という気がする。私は、もともと決まった目標をクリアするための努力が苦手なタイプらしく「他人と同じものを手に入れるために、なんで努力とか我慢をしなきゃ…

幸福な瞬間

幸せだと思うのは一瞬で、どんなに安定した生活を送っていたとしても、その全ての瞬間が幸福だっていうのはありえない。だから、幸福な瞬間ばかりを追い求めても、それは「刺激が欲しい」ってだけであって、結局ロクなことにならない気がする。お酒を飲んで…

外国語のリスク

外国語を学ぶリスクというのはある。言葉って、思考をはめる枠みたいなもので、これを外国語にするっていうことは、相手国の文化や思考習慣に、知らず知らずのうちに染まるってことだ。例えばアメリカ英語の習得に躍起になる人は、どんどんアメリカンな人間…

中国に対する個人的な見解

中国ではミニ小説と呼ばれる短編が流行っているらしい。「ミニ」は中国語でもミニと発音するらしいが、これをもじって「迷你 mini」(あなたを魅了する)小説と呼ばれることもあるとか。「迷」が魅了する、惑わすという意味で「你」はあなた、か。 雑誌でちら…

本日のドイツ語

<家庭音楽会、ホームコンサート>…die Hausmusik 家庭音楽会っていい言葉だな。毎週、みんなで歌を披露しあう家庭とかあったら混ざってみたい。小さい妹はノリノリで歌っていて、思春期のお兄ちゃんはそういう家族の習慣を恥ずかしがって嫌っているんだけど…

正論と、その底にある感情

広く浅く付き合うよりも、一対一の関係のほうがおもしろい。ひとりの人間にいろんな側面があることとか、その人の中にあるいくつかの層みたいなものが見えてくるからだ。初対面の相手に許せる表面の下に、簡単には言いたくない思いの層が隠れていて、その下…

『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

「今の世の中は、男も女もみんな「愛されたい」んです。」 上の一行は、いま読んでる本からの抜粋。みんながみんな「愛され待ち」という雰囲気は、確かに感じる。でも、そんな世の中だからこそ、一歩踏み出せば他人と違う経験ができる。恋愛に限らず、自分か…

「食べ物を捨てるなんて」?

食べ物を捨てるのはもったいないことだ、と教える人は多いけれど、それってどうなの?と思う。以前、大学の友人が「あそこのドーナツ、まずいよね。買った以上は食べたけどさあ……」と言うのを聞いたとき、「捨てれば?」と素で考えていた。お腹をゴミ箱にす…

サン=テグジュペリの他の作品

『星の王子さま』ばかりが注目されるサン=テグジュペリだけど、もともとこの人はパイロットである。偵察機搭乗員で、最後はコルシカ島を出発して行方不明。飛行機と共にあった半生なわけで、そのエッセイも、『王子さま』に劣らず質が高い。 本名はアントワ…

タマラ・ド・レンピッカの生涯が切ない

タマラ・ド・レンピッカの絵は、強くて金属的な感じがする。コントラストがはっきりしていなければならず、曖昧なもの、優しいもの、柔らかいものが気に食わない人なのだ。権力者や金持ちにしか興味を示さなかったと聞いても、別に驚かない。そんなことは、…

バレンタインこぼれ話

財布に46円しかなくて「お腹が減った」と電話中の母に言ったら、「ブラックサンダーなら買える」と励まされたことがある。一個30円。「ひと目で義理とわかる」がコピーのこのお菓子、値段の割においしい。 イケメンだからチョコをもらうわけではない、という…

不妊治療と食事の関係

食べ物を変えたら、妊娠するようになった、という話を聞いて、そうだろうなーと納得している。パンとか肉、スウィーツ…ざっくり言ってアメリカンな食事してる人って、だいたい不妊に悩んでいる方が多い気がする。糖分って、本当に控えめにしたほうがいいんで…

オペラ座がキャスト変更

三月の来日公演が予定されていたパリ・オペラ座(バレエ団)が、キャストの変更を決定…。チケットの払い戻しは不可。舞台では当たり前の話なのかもしれないけど、ひどいね。スターダンサーが二人も出ない。 発表があったのが公演三週間前なのを思えば、チケ…

「出会いがない」って本当に?

14日に、誰かに会ったらあげようと思ってクッキーを持ち歩いていたら、誰にも会わなかった……というのは嘘で、レジの店員さんとか、部屋に荷物を運び入れた配送員の人とは顔をあわせたし、会話もしたのだ。「誰かにあったら」の「誰か」が、無意識のうちに知…

言葉だけ話せても仕方ないことがある

街で、子どもに英語で注意している母親を見たことがある。英語教育の一環なんだろうけど、要は日本語の不得手な母親に育てられているようなもので、逆効果だろうなと思った。日本にいて英語が話せることは、日本にいて日本語が話せる以上の利益を産むことは…

拒食症間近

近頃、食べる量が減っていい加減やせたのだけれど、モデルの子たちはもっと細いらしい。彼女たちは一体、何を食べて生きているんでしょうか……。 痩せているのがモデル、と言われると「すなわち痩身が美の基準」と単純に思ってしまいそう。そんなわけないんだ…

地域格差 都会とそれ以外

「クラスの男子が女子の格付けやってる!」「それで最下位とか言われた、最低」って話を聞くんだけど、私の周囲にそれをやっていた男はいなかったと思う。おおっぴらにそんなことやったら、女子から非難されるのが当たり前じゃない?もし女たちがそれを見て…

昔の日本のリアル

『逝きし世の面影』を読んでる。イザベラ・バードら、西洋化の進む日本の新旧の風景を書き留めた人々の資料が大量に読めて助かる。でもって、いかに「昔は○○だった」調の話が誤りであるかわかる。 例えば言葉遣い。男言葉と女言葉の区別は、ほとんどなかった…

ホテル・ニューウェーブ

ホテル「アンダーズ東京」は衝撃的。今までのホテルって、「マナーはヨーロッパに学ぶもの」「ホテルスタッフはメイドか執事」という態度できたのに、ここは違う。アジアの客も多いせいもあって、スタッフが客のマナー(ナイフとフォークを完璧に使うこと)…

お茶受けの話 其の二

バレンタインだからってチョコとか買っちゃうの?と天邪鬼の我は思っています。マカロンにしよう。ピエール・エレメのマカロンは、ゴディバのチョコレートよりもはるかにおいしいですよ。紅茶に合わせるお菓子としてもナイスです。高いけど。 アメリカの砂糖…

どうして思想が大事なのか

教養や知性を馬鹿にするのはいいけど、その責任を取るのが未来の自分だってことは、ちゃんと覚えておきたい。そうでないと、いい加減おとなになってから、変な宗教にはまって、そこにすがってしか生きられなくなる気がする。とある新興宗教に世話になってい…

美味しい話

バレンタインが近い。もうこの期に及んで何かを作ろうという気も起きないので、美味しい話をする。最近、行ってきた秋田のお土産。 ①「恋人はなまはげ」 インパクトある商品名の、白いクッキー。珈琲に合わせて美味しい、ほのかな甘さがいい。柔らか~い感触…

印伝の財布

財布を買い替えようと思う。父に 「新しい財布が欲しいんだけど、何かいいブランド知らない」と聞いたら 「ブランドは知らないけど印伝はカッコイイ」とのことだったので、検討中。 今使っているのは安物で、四隅が剝がれてきている。物は使えれば安くてもい…

散歩はいい、素晴らしい

何かストレスフルな出来事があったら、知っている道をひたすら歩くことにしている。江戸時代までは、あてもなくフラフラ歩くのは隠居老人くらいで、まともな若い人間のやることではなかったらしい。そう言われても、歩きたいときがあるんだよ。用がないのに…

コミュニケーションに正解はないが傾向はあると思う

コミュニケーションに正解はない、と言われている。それなのに、コミュに上手とか下手があるのは、正解の近似値を皆が漠然と理解しているからだ。とはいえ究極の「正解」は人によって違う。「自分が優位に立つ」が正解の人、「自分が一番目立つ」の人、逆に…

どうしてこれが好きなんだろう

Taylor Swift - Ours テイラースウィフトの歌う曲の中で、これが一番好きかもしれない。テイラーは、失礼だけど、少し冴えない感じがとても似合うと思う。そして、その「少し冴えない」ものが、好きなのってなんでだろうと思う。 成功した大スターなんて、見…

本当の愛、本物の愛

本物の愛って何なのか、考えてる。アクセサリーのような恋愛ではなく、ただの結婚でもなくて、相手のことを理解し合って結ばれる、そういう真面目な何か。ファッションではない何か。 本物があるならば、偽物を定義しなくちゃならないと言われるだろう。偽物…

言葉は常に比喩であるということ

ずっとモヤモヤしていた気持ちが、言葉になるとそれだけですっきりする。そういう経験を何度もしている。一番、印象に残っているのは「すれっからし」という単語。 17歳の時、大人が嫌いだった。夢もなく思想もなく、ただ日常と常識に流されている大人たちが…

投資≠教育

他人に対して投資して、その人が成功していくのを見たい。どこかのアイドルグループがそういうのをまさに商売にしているけど、誰かの夢にお金を出しさえするなら、誰だっていつだってパトロンになれる。 クラウドソーシングにもAKB商法にも乗る気はない。そ…

好きな写真家はリウ・ミセキです。

本屋で会った写真集『季楽ドール ルーチェ』の衝撃から、早6年。リウ・ミセキは、相変わらず別格の写真家として私の中に君臨している。「物語る写真」と称されることもあるようですが、光と影の、強いコントラストを恐れない写真群は鮮烈で見とれる。『ルー…