若い女が嫌い

若い女が苦手だ。特に店員でいたりすると、自分が馬鹿にされているんじゃないかと思う。ボーッと突っ立っていた自分も悪いけれど「お待ちのお客様どうぞー」と言ってもらえなかったのは、侮られているからじゃないか。フルメイクでいる女は、すっぴんの自分…

左右の耳が違う

耳をね、見比べてみてほしいの。左右で形も位置も違うよね。私のは、右は丸みを帯びていて、左は吸血鬼みたいに先がちょっと尖ってる。右のほうが、位置は少し下。 だからなんだ、と言われるかもしれないが、それを知っているのと知らないのとでは人生の味わ…

橋本愛を見て思う徒然

硬質的で、人を寄せつけない感じで、顔立ちの整った女の子は好き。好きだけど気後れする。どうしてそういう人がタイプなんだろう。友達になりたいなーと思って近寄ったところで、彼女たちは自立心が強くて、基本的に他人を必要としない。私のほうは、自我を…

創造性と教育の話

湯川秀樹『創造的人間』を引き続き読んでいるけど、「日本の教育は独創性の発揮を促すようにはできてない(意訳)」という主張は当たっている。そりゃあ、口では「自分の頭で考える子どもを育てます」とか言っておきながら、実際には大人の望むようなことを…

湯川秀樹『創造的人間』

角川ソフィア新刊、湯川秀樹の『創造的人間』を買って読んでる。本屋で最前列に出していたけど、新刊だからなのか、それとも書店員さんのおすすめなのか、真相は不明だが残り一冊だった。きゃーラスイチ買っちゃった。 物理学者のこの人は、しかし大変文章も…

悔しかったこと

時々、思い出してしまう悔しい出来事もろもろ。 大好きなお店に友達を連れて行ったら、彼女が食べログでその店を調べたこと。そうして「評価がすごい高い」と言った。ムカついた。もし評価が低かったら「この店、低評価だよ」とか言って、お店のことを貶めて…

おからの使い勝手

おからをご飯代わりに食べたわけですが。そのまま食べるとパサパサするけど、水分を含ませれば(お湯なり牛乳なり)ボリュームも出るし、まろやかになる。塩を振って食べれば、もう完全にお米の代わりになるから助かる。値段も100g50円とお手頃。 産業廃棄…

みんなの妄想の中身をヒアリング その2

「突拍子もないことを突然やってしまう」系の妄想は多かった。特に日頃おとなしい人が「何人かでお茶してる時、自分が急にコップをガチャン!ってしたらみんな驚くだろうな」とか「建物の中にある消火器を、思いっきりそこらへんにぶちまけてるとことか想像…

フランスは19世紀が鉄板

サティ、ドビュッシー、ルノアール。19世紀末から20世紀初頭を生きた人たちですが、みんな好き。音楽と絵画というジャンルの違いを超えて、三人とも軽やかで仰々しくない、柔らかくて繊細な芸術を見せてくる。ばっさりくくると印象派。文学では、この頃にジ…

そもそも動詞になっている

comer…昼食を摂る(スペイン) philosophieren…哲学する(ドイツ) どっちも「それ一語で動詞にしちゃうか」って感じの単語だ。「ランチる」とか「哲(てつ)る」とかいうようなものでしょう、それ?なんというか、お国柄が出ているなあ。スペインの人にとっ…

ブランドは、維持する方が大変だ

ブランド指定って「そこならある程度上質なものを提供してくれる」っていう安心感のことだと思う。「シャネルなら間違いない」とか「靴下専門店だから良質」などなど。一理あるんだけど…… ストッキングをずっと靴下屋で買ってたんだけど、この間カネボウのエ…

みんなの妄想の中身をヒアリング その1

外に出ない上、さしたる趣味もないので、休日はすることがない。いろいろと妄想して一日を潰すこともある。妄想の中身を人と話し合うことってほとんどないけど、でも聞くと楽しいんだよね。 女の子の妄想は、恋愛系が多かった。「めっちゃイケメンが学校に私…

陳腐な晴れ舞台

卒業式のシーズンということで、袴姿の女の子たちがチラホラ。春ですねえ。皆さまご卒業おめでとうございます。 とは言え、卒業式に特別いい記憶はない。綺麗なおべべを着て、大して仲良くもない人たちとだべり、袴が着崩れたのに気づかずに移動して、後から…

別に克服する必要のない苦手なこと

勝ち負けのあるものがずっと苦手だった。ハラハラしたりドキドキするのは心臓に障った。世の中の「負けず嫌いになれよ!」オーラを出す人々とは、どう頑張っても相容れなかった。スポーツはとりわけ嫌いだった。はっきり勝ち負けがつくからだ。その中で、え…

「ないこと」のもろもろ

いわゆるテレビゲームってやつ、人生で三回しかプレイしたことがない。全部、小学校の頃、それも同じ友達のうちで無理矢理やらされただけだ。経験値が低いから当然負けるし、コントローラーの使い方ひとつわからないから、普通に苦痛だった。そういうわけで…

ゆるく好きな人々

真面目に働いている人は大体好きです(もちろん、ちゃんと休みを取ってほしい)。近所のローソンのお兄さんも爽やかでハキハキしていて好きだし、特にUさんに会えた日には足がフワフワするくらい浮かれるのである。靴を売ってくれたおばさまも、感じのいいお…

ミニマリストになれない

「無印で部屋を揃えちゃうとか思考停止」みたいに書いたことはあるが、無印良品は好きだし、お世話になってもいる。そのコンセプトも素敵だと思う。ただ、そこに全面的に同意して、自分で考えるのを止めてしまうのはおかしいと感じるだけで。 片付けや断捨離…

足のサイズが変わった話

足が細くなった。legではなくfootの話である。靴を買いに行ったら、もうワンサイズ下のものがぴったりですよ、と言われた。 足を測るときのポイントは、足の長さと厚さであり、長さはcm、厚さはEで表される。私の場合は23~23.5cm、高さはEE。2Eとも表記され…

睡眠賛歌

何がしたいの?と聞かれても、意識の高い解答なんて出てこない。「好きなだけ寝ていたいです」と思う。「眠るのが好き」と言うと、無趣味だねと白ける人が多いけど、あのね、本当に好きなの。たっぷり睡眠を摂った時の爽快感たるや、鬱から一番遠い。そして…

おばさんの性

おばさんの性欲について書かれた本で、インパクトがあったのはこの二冊です。中村うさぎ『私という病』、内藤みか『いじわるペニス』。後者は小説だけど、実体験がないとここまで書けないだろうなーと思う。逆に取材だけでこれを書けたなら、力のある作家な…

焦燥

何かを語れる人になりたかった。一家言持っていて、自分っていうものが確立されている人に憧れた。憧れたのは、自分がそうじゃなかったから。他人の不機嫌が怖かったし、大人から褒められることが大事だった。そうして、そんな自分が嫌いだった。誰かの顔色…

貧乏人の言い分

大学生になったとき、初めてバイトをした。土日だけという気軽さだったけど、一個だけ身をもって知ったことがある。「休んだら一円も入って来ない」、これ。裕福な人の盲点なんだよね、ここ。 小学校の頃、雪国に住んでいて、ある時「みんなで通学路の雪かき…

就活本の優秀

去年あったことなんて、過ぎるままにしているからよく覚えてない。それで就活生向けの「教養・最新時事」問題集なるものを買ったら、これがおもしろい。要点は簡潔にまとめてくれるし、見やすくわかりやすく、短時間で効率的に情報摂取できる感じがたまらな…

商店街とコンビニ

百均とコンビニの便利さは進化しているので、たまに行ってみることをおすすめします。ダイソーでは電球まで売ってるし、ペーパーバックの本も買える。ローソンでは糖質オフのパンからドーナッツまで展開され、さらには店内にポストがあって、レターパックも…

歴史がわかると見え方が違う~映画~

『カサブランカ』は、YouTubeに全編和訳付きでアップされているくらいの(?)知名度の高い作品なわけですが。あれを子どもの頃に見ても、良さがよくわからなかっただろう。あれ、要は第二次世界大戦時のドイツをすごくこきおろしているんだよね。途中でアッ…

「シンプル」はいいけれど

「ていねいな暮らし」「おとなのシンプル」みたいなキャッチフレーズが、白地を背景に書かれている雑誌とか本とか。最初のうちはよかったけど、最近では氾濫し過ぎて、見た途端シラけるようになった。「おひとりさま」「一人の時間を優雅に過ごす」みたいな…

おばさんが強いわけ

誰でも、思春期はじめ若いうちは傷つきやすいものだと思う。私の場合は、すごく些細な――たとえば通りすがりの人に罵倒されたり、ぶつかってこられたり、あるいは電車で席を取られたり、そんなことで悩んだことがある。私の外見が舐められやすいのか、みんな…

オペラ座コンテンポラリー

コンテンポラリーダンスを好きになり始めてる。パリ・オペラ座のバレエ団が来日中ということで観てきた。来日中のスケジュールの前半は、クラシックバレエの妖精譚『シルフィード』、後半がコンテンポラリー『ダフニスとクロエ』その他。 『ダフニスとクロエ…

ナマケモノ戦略

ナマケモノは、徹底して動かない。だから食料も少なくて済み、さらには動体視力に優れたジャガーに捕食される可能性も低い。そして、エサをめぐって争う必要がないように、他の生き物なら食べない毒の葉を食事にしている。こうして調べたことを書いてみると…

欲求とお金の使い道

小さい頃、うちの家庭の財布には余裕がなかった。その影響だろう、今でも娯楽にお金を使うのは気が重くなる。将来のために貯めておいたほうがいいんじゃないかって思いにいつも捕らわれて買い物が楽しめない。子どもを育てるときには、金の心配はさせたくな…

自分のいる世界しか見えない

「整形するならしたらいいよ、コンプレックスを抱えながら生きるよりいい」と言う人、それはそうなんだけど……「女優の○○さん可愛い、あれを目指せ」も、言っていることはわかるだが……それはいつまで続くものなのか。「可愛い」は永遠?それ以上の魅力(例え…

大人になっていいこと

負の感情とどう付き合っていくかは、まともに考えておいて損はない。醜い気持ちに蓋をしようとして、清らかぶっていた頃が、振り返れば一番苦しかった。理想と現実の乖離がひどすぎて、自己嫌悪が止まらなくなる。人間なら、嫉妬もするし、人の不幸に「ざま…

えこひいきとその後

中学校の頃、えこひいきをする先生がいて、私はそのとばっちりを食らっていた。どうして今、こんなことを思い出したかと言うと、贔屓されていた側の可愛い子が、一体どうなっているのか気になったからだ。あるとき先生は、私を学級委員にするからと口約束を…

今年に入って買った紅茶のこと

紅茶を買うようになってから、茶師という職業があること、ソムリエのように個人名で勝負していることを知った。いま飲んでいる国産紅茶「べにふうき」は、私の中では今年の東方美人を抑えて一番好きな一品。原島政司という人が作っているらしい。調べたら、…

『本を読む人』を読書中

仕事では「いてくれてありがとう」と言われるし、プライベートにも特に問題はないのに、なんか満たされない。そんな気持ちで新潮クレストブックスの『本を読む人』を読書中。ジプシーの家族と、そこに本を読みに来るユダヤ人女性との物語、フランスのロング…

「いじめ」がわからなかった

小学校の頃、靴を隠されたことがある。お道具箱の中身を、液体のりで水浸しにされたことがある。靴の中に、水がぶちまけられていたこともある。これは嫌がらせであり、広義にはいじめなんだろうけど、当時はそれがわからなかった。そんな陰湿な形で自分に悪…

明日はお雛さま

頭の中に、唐突に雛祭りの曲が流れてきた日だった。日本の伝統意識が、私に三月節句を祝わせようとしている。正直、梅と桃の区別もよくつかないんだけどね。小さなお雛様でいいから飾ろうかと思いつつ、今日まで何もしていないので、せめて歌でも歌おうと思…

「夜に一人」と聴きたいラジオ

壊れていると思って放置していたラジオが動いた。AMとFMの切り替えだけができなくなっているので、ずっとAMで英語を話す人が洋楽を流すのをひたすら聞いている。NHK放送では、昼には民謡を放送していたり、国会中継が聞けたり、テレビよりもトーンダウンして…

みんなで裕福思想

市販のカマンベールチーズを食べ比べている。今のところ、十勝チーズ>>>セブンイレブン>>メグミルクという感じだけど、十勝はぶっちぎりでおいしい。日本人に合うように研究しましたってパッケージに書いてあるだけあって、独特の臭みがほとんど気にな…

ひろみちお兄さん!

NHK「おかあさんといっしょ」の体操の人で言えば、ひろみちお兄さん世代です。と言っても、彼は12年も体操のお兄さんをやっていたから、それが意味する幅がすごく広い。この「おにいさん」の本名が佐藤弘道だと知ったのは、教育番組を見なくなってから、ずっ…

『シンデレラ・コンプレックス』

「いつか王子様が来て、私を幸せにしてくれる」という思い込み?をシンデレラ・コンプレックスと言うことは知っていたのだが。そういうの、誰にでもあるんじゃない?天から降りてきた美少女が自分のすべてを肯定してくれると思うのも、王子様を夢見るのと変…

読み書きの能力

普段は当たり前のように思っているけれど、読み書きができるって素晴らしい。それがなければ本を読むことができなかっただろうし、読書をしなかったら、人生は違うものになっていたと思う。特別「日本語話者に生まれてよかった!」とは感じないけど、母国語…

日常を生き延びる

複数の予定がある日は、できるだけ効率的にスマートにこなしたいんだけど、実際、自分はそんなに器用じゃない。やりたいことの全部を、肩ひじ張らずに綺麗に片づけられるってことは、そうそうないんだと思う。前はそういうカッコ悪い自分に苛ついたけど、今…

古筝の魅力

弦が震える余韻が好きだから、東洋系の弦楽器の音色は美しいと思う。中でも中国の古筝は、残像のように残る音の効果をよくわかっていて、平安時代に生まれていたら「いとをかし」って褒めてた。 その古筝で「千本桜」を弾いてるものが見つかった。中国風の曲…

アナロギストの憂鬱 いつか役に立つかもしれない

メールとラインの世界に生きてる人々にとって、手紙というのは縁遠い存在だと思うのだが。郵便局は、HPを見てみると、かなりいろんなサービスを提供してくれている。ポップな絵柄を無料でダウンロードして、そのまま便箋にできたり、苦情の描き方を教授して…

公衆電話のこと

近所の公衆電話ボックスがいくつか撤去されるらしく、ボックスのガラスにその旨を書いた張り紙が貼ってあった。母も祖父母も、結構な頻度で公衆電話を使っているから、そういう人たちにとっては不便になるなーと思う。おばあちゃんが入院して、病院と家で連…

情緒は大事だと思う

「感情的」が悪いことであるかのように言う人がいるけど、情緒のない会話って耐え難い。少しも気持ちを表現する言葉が入らずに、ひたすら正論ばかり言ってる関係って、そうとう特殊ではないのか。噂話みたいに、情報や出来事のやり取りばかりするのも、会話…

女性誌への要望を書くとすれば

「塩顔」と呼ばれる人たちが最近好きです。坂口健太郎とか、木村多江とか。二重のパッチリ目の需要は多いけど、個人的には、さっぱりあっさりした顔立ちの人が見せる奥ゆかしさ、上品さ、色気っていうものがたまらない。お醤油顔は濃くてカワイイけど、上品…

ゲルマンジョーク

『ドイツ人のバカ笑い』を読んでる。生真面目な国民性で知られるドイツだけど、欧米の国らしくジョーク集がある。あっさり「欧米」と括ってしまったけど、もちろん「欧」と「米」の間には隔たりがあって、同じ白人だからと一括するのは横暴だ。ドイツの人は…

失われていくのかなー、な日本の風景

最近、引っ越しをしたら、家具家電の運び込みから何から何までスムーズでビビる。配達に来た人たちは皆テキパキしていて、無駄口叩かないし、スマートに働いてさらりと帰って行く。あれでいくら給料を貰っているんだろう、子ども二人育てて、大学を卒業させ…