読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

読書リスト

 人の本棚を覗きたい、という人が世間には一定数いるようなので、最近借りた本をリストアップしてみる。

中島義道『働くことがイヤな人な人のための本』

世間を斜めに見るのはいいけど、そんな自分に酔って正当化したが最後、世俗的な連中よりもひどいことになるぞ、という最初の部分が好き。

ひきこもりの人々は、下手にプライドが高いばっかりに仕事に就けないことが多いと聞いたけど、こういう構造になってるんだな。社会を見下しながらも称賛されたくて、それなら芸術家になってしまえと思っている人は、確かに身近にいた。

フランス・ヨハンソン『成功は”ランダム”にやってくる!』

「努力すれば報われる」は一部の世界での話。市場で成功を収めるにはどうしたらいいかを説いた本。

 上野『ラブホの上野さんの恋愛相談2』

1もよかったですね。今回の相談&回答の中で一番いいのは「鬱病を理由に迷惑をかけ、彼女に嫌われて振られたけど、また仲良くなりたい」に対して「被害者ぶるようなものの言い方だが、彼女のしたことは当たり前の反応。人一人救うのは楽なことじゃない。相手の人生をなんだと思ってるんだ?(意訳)」だった。

そうだね。鬱病にも理解を示さなければなりません!って言うのは簡単だけど、心を病んだ人の相手はキツいよ。こっちにレストランの予約をさせて当日ドタキャンとか、「私は病気なんだから、何かしてもらって当然」って態度だったりとか。それくらいなら、もっとまともな健常者と付き合うわ。それを差別と言うならどうぞ。

上野さんの「現実がどんなに間違っていても、その中で生きていかなきゃいけない」っていうスタンスは見習いたい……。恋愛なんて、ある意味では不条理の極みのせかいだものね。恋愛に正しさを持ち込む人間って、きっとモテない。「男女平等だから、俺は彼女に奢ったりしない!」っていう人が女に好かれてるところ見たことないし。女の子は奢ってほしいのではなく、特別扱いしてほしいだけだと思う。