オペラ座がキャスト変更

 三月の来日公演が予定されていたパリ・オペラ座(バレエ団)が、キャストの変更を決定…。チケットの払い戻しは不可。舞台では当たり前の話なのかもしれないけど、ひどいね。スターダンサーが二人も出ない。

 発表があったのが公演三週間前なのを思えば、チケットだけ買わせて、人気のダンサーはやっぱり出られません、みたいな詐欺じみたものまで感じてしまう。いい加減、みんなチケットは買ってるだろうから、そこで「あの人は怪我して来ません、払い戻し不可」。怪我での降板は仕方ないとはいえ、もっと対応の仕方があるだろうと思ってしまう。

 クラシック演目の『シルフィード』では、マチュー・ガニオの代わりにユーゴ・マルシャン。なるほど期待の新星かもしれないけど、観客が見たいのはバレエ界のサラブレット、マチュー・ガニオなのだから、これ踊るほうもきついだろうな…。

 こういうことが続くと「だったらDVD出るの待とう」って思う人が出てくるのもうなずける。その点、映画の登場人物は怪我で交代になったりしないからいいな。私も舞台にかけてたお金、映画・アニメ・漫画に振り替えようかな。生で見なきゃだめなんてことはないよ。映像技術の発達は素晴らしい。コンサートも演劇も、なんなら全部映像で観たってかまわない。

 そういうわけで、しばらくインドア派になる。なまものは人を裏切る。それが醍醐味だと言う人は舞台に出向けばいいし、私は家でひきこもりたい。裏切ることのないものに、金と時間をかけていきたい。