アナロギストの憂鬱 いつか役に立つかもしれない

 メールとラインの世界に生きてる人々にとって、手紙というのは縁遠い存在だと思うのだが。郵便局は、HPを見てみると、かなりいろんなサービスを提供してくれている。ポップな絵柄を無料でダウンロードして、そのまま便箋にできたり、苦情の描き方を教授してくれたり。手紙のマナーなら、だいたい日本郵政に頼れば解決する。「お手紙例文集」の中には、ビジネスの手紙の書き方から、店の接客態度に抗議する文面まで、様々なジャンルに対応していて、覚えていれば、そのうち役に立つかもしれない。

 特別デジタルネイティブな家庭で育ったわけではないから、電子機器の取り扱いに慣れないがために悲しい思いをすることはある。この時代に、アナログが好きですと言うのは勇気のいることだと思う。「時代遅れ」「非効率的」というそしりが待っているからだ。そんなの個人の自由だと思うのだけれど「これだから日本の情報技術が他国に後れを取るのだ」とか言う人もいるから困る。

 でも、情報産業っていうのはどこも「みんな最新機器持ってるよ!持たないと不利なんだよ!」と生活者を不安に陥れて、そのシェアを拡大していった側面が強い。本来なら、携帯もパソコンも必要ない人たちまで、デジタルネイティブに育て上げようっていう考え方は、歪んでいると思うな。

www.post.japanpost.jp