今年に入って買った紅茶のこと

 紅茶を買うようになってから、茶師という職業があること、ソムリエのように個人名で勝負していることを知った。いま飲んでいる国産紅茶「べにふうき」は、私の中では今年の東方美人を抑えて一番好きな一品。原島政司という人が作っているらしい。調べたら、この人の専門は日本茶みたいだけど、紅茶の世界でもアワード取れるんじゃないかな。ちなみにこのお茶、花粉症にいいらしい。ほー。

 国産の紅茶はほとんど九州に集中しているイメージがあったけど、これ「べにふうき」も福岡産だ。1st という表記がある以上、2nd も出るんだろう。いつ頃になるのかしら。国産紅茶は、今まで飲んできたダージリンやアッサムと違って、いつが旬か、ピーククオリティが一年に何回あるのか(基本、二回だとは思うが)よくわからないのだ。

 一緒にシャンパン入りのジャムも買ったけど、チーズに塗って食べるといいお菓子になる。甘いものを極力食べないようにしていると、チーズの登場頻度が高くなるのは仕方ない。ジャムがいい加減甘いから、そこに甘味を重ねるわけにいかないし。日本のお茶時間のあり方は、いろいろ進化していくのだ。うちの母は、ぽたぽた焼きにわさびを薄く塗って間食に替えていたことがあった。おいしいのかどうかわからないが、わさびの辛さとぽたぽたの甘さが調和するのかもしれない。

 あとは安定の上質さを誇る、台湾の青心烏龍がおいしい。渋みがなく爽やかで、ずっと飲んでいられる。雑誌の朝ごはん特集でもよく登場するのを見て、旅行に行くなら台湾がいい、と思い始めるようになった。食から興味が広がって行くのは、なんとなく面白い。