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若い女が嫌い

 若い女が苦手だ。特に店員でいたりすると、自分が馬鹿にされているんじゃないかと思う。ボーッと突っ立っていた自分も悪いけれど「お待ちのお客様どうぞー」と言ってもらえなかったのは、侮られているからじゃないか。フルメイクでいる女は、すっぴんの自分のことをダサいと見下してるんじゃないか。知らぬ間に、彼女らの引き立て役にされてやしないか。

 考え過ぎと言われればそれまで。でも、気になるものは仕方がない。若い女には、今までいろいろな思いをさせられてきた分、どうしても警戒してかかってしまう。彼女たちは失うものがないから、どんな生意気でも言うし、そして社会的に許されてしまう。実際にそうかどうかはともかく、そんなイメージがある。もっとも、そのまま老けて文句垂れ流しのババアになると、今度は一転して社会的問題になるわけだが。

 とにかく若い女が怖い。若い女が苦手だ。自分も性別は女性だけれど、女嫌いの男性の気持ちがまったくわからないじゃない。彼女たちの攻撃は、嘲るようで厳しくて、反論を許さないような形で来る。こっちはいつも、敗北感と屈辱にまみれて去るしかない。そういうのが、プライドが高く上品な人間には耐え難い、というのは理解できる。あ、男性の同性愛者に優しい人が多いのって、そういう理屈かな。

 いえ、乱暴なことを言いました。ただ、立場が弱いとされている側ほど発言権がある、っていうのは感じるよね。男性よりも女性、大人よりも子どもに、攻撃的な発言が許されている。だけどそれを振りかざして、エスカレートさせるのはやめてほしい。この世界は、弱者のためだけにあるのではないし、強者を弱者に尽くさせるためにあるわけでもない。弱いものは弱い。立場が劣悪で力がない。弱者の立場を利用するために弱者で居続けるのは、愚か者のやることだと思うが、どうだろう。