世界は割と美しい

 今日は天気が良かった。こういう日はどこかに外食しに行く輝き系の女友達よりも、リラックス系の友達と手作り弁当でも食べながら遠足するのが好きなのだ。人は日々いろんな人間関係の中でバランスを取りながら生きているから、その数が多いにこしたことはないのかもしれない。年齢や性別や国籍を問わず。

 友達を作ろうと必死になって他人に媚びる必要はどこにもないけど、話せる人はいたほうがいいと思う。自分はもともとが一人で何もかも済ませてしまいたいタイプだから、もっと人と付き合うことを覚えて、もっと大人になってからも一人ぼっちでいなくて済むようになりたい。

 買い物がてら歩いていたら、歩道で前を行く三人組のお兄ちゃんたちが、似たような格好をして同じようなピアスをして歩きながら、小動物の可愛らしさについて語っていた。この人たちと友達になりたいと思った。外見いかついのに話の内容が繊細で愛らしいから、そのギャップについ惹かれて、数十メートル後をつけた。

 それにしても、近頃の若い男の子の語り口ってすごく優しくて柔らかい。あんなんで生きていけるんだろうか。時々、悪いことだってするのかもしれないけど、あこぎなゲスい連中ではなく、君たちが報われますようにと願ってしまう。