大人のおままごと、とは

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考えると嫁に来たのは間違っている。娘のうちの方が、いくら気楽で面白かったか知れぬ。人の女房はこんなものと、誰か教えてくれたら、来ぬ前によす筈であった。

夏目漱石『野分』

 夏目漱石は、夫婦のわかりあえなさを描いて天下一品の作家。

 

 ツイッターハッシュタグで「大人のキッザニア」ってあるけど、本当にあったらいいなあ。リアルに作り込まれたドラマの現場みたいな場所で、たとえば結婚生活のシュミレーションをしてみるとか。あるいは合意の上で、どうしてもやってみたい反社会的行為をしてみるとか。私の場合は、道端を行くお兄さんのズボンを唐突にずり下ろすっていうのやってみたいです。リアルでやったら逮捕されるからやらないけど。

 結婚生活のシュミレーションはあってもいいんじゃないか。家を買うのにかかるお金とか、子どもを育てるってどういうことか、パートナーとの関係がこじれたらどうするか、そういうことを疑似的に学べたら、結婚後のトラブルも(少しは)減るかもしれない。子どもの時のおままごとって、それなりに意味があったのかしら。

 子どもの頃は色々と職業体験させてもらえるのだから、大人になってからだってやっていい。一日アイドルもいいけど、一日コンビニ店員とか(底辺とか言う人いるけど、業務多いし大変。変な客もいる)おっさんが一日キャバ嬢とか、なんでもいいけど、誰か別の人の仕事を体験する機会があっていい。大人のキッザニア、か。できたらホントに行ってみたい。