「佐川男子」の次は

 「佐川男子」っていうのが一時期ありました。次は是非ローソンの男の子たちを。

 今日は完全にローソンの回し者で恐縮なのですが、あの会社は制服が青いんです。結構濃いめの青なのね。それに白いストライプが入っている。それによる錯視効果なのか、着た人は長身で細身に見えるわけですよ。縦向きの柄と寒色系の色とで、全体的に引き締まるの。実際、近場のローソンのお兄さんが私服で退勤するところを見ると、制服を着ているときのほうが若干、小柄に見えるから、あれは制服マジックだと思う。それともあの兄ちゃんが私服に白Tを着ているのが悪いのか。白それ自体は膨張色だもんな。

 いま、自由に誰でも写真を撮っていいと言われたら、迷わず彼らを被写体にする。バックヤードで休憩しているところとか、品出しに疲れて一瞬、無防備な表情で佇むところとか。芸術って本来、そういう日常のさりげないシーンを救い取るものではないか。ありふれて代わり映えしない日常が、束の間、報われることがあってもいいじゃないか。(本人たちがそれを望んでいるかどうかは別だけど)

 それでも実行に移さないのは、プライバシーって概念を理解しているからだ。カメラを本人の同意なしに、その人に向けるのは暴力だと思う。マスコミによる芸能人の、私的な写真を見て、不愉快に思うのはそれが理由だ。盗撮は犯罪です。芸術だって言っても犯罪なんだから、商売だったらなおさらだろって思う。ローソンから始まった話題だけど、近頃は、そういう暴力に無自覚なマスコミにただただ白けている。