異性として見ること

 「女として見られる」がどういうことなのか考えているのだけど、たぶん「よい意味での女扱い」と「悪い意味での女扱い」に分かれるのではないか。高次元な意味と低次元な意味。内容は、それぞれ以下の感じ。

高次元→お姫さま扱い。エスコートされるなど。文化的。男性側の配慮によって実現されるもの。精神的信頼関係が要る。

中間→ナンパされる。話して楽しかったらラッキーだし、夜も一緒できるかも、な期待のある精神的・肉体的欲望の混合型。

低次元→性犯罪の対象として見られる。痴漢されるなど、直接的に肉体に関わる。目当ては体のみ。

 女性の思う「女扱い」は高次元なほうを指して言っているわけで「痴漢された」という女性に対して「女扱いされてよかったじゃん」とのたまう人間は、そこがわかってない。望んでいるのは、メスとしてでなくレディーとして扱われることなのだから、それを一括りに「女として見られてる」と片づけるのは、言葉の定義が乱暴すぎる。

 「女」の意味するところが広すぎるから、そんな混乱を招くのかもしれない。だからもうこの際、「雌」と「レディ」で使い分けするべきだと思う。女性はパートナーに対して「女として見て」という漠然とした要求を止めて「お姫さま扱いして!」とはっきり言うほうが、誤解を招かずに済むのではないか。もっとも、そのためにはお姫さまにふさわしい必要があるんだけど。

 「男性として見る」っていうのがどういうことかについては、また書きたい。