機械でできることに思う

 ネットさえあれば無料で本も読める時代ということで、青空文庫国木田独歩牛肉と馬鈴薯』を眺めている。眺めているだけで読んでない。読むなら紙がいい、と思っているアナログ派です。でも、これを印刷してホチキスで留め、好きな絵を表紙につけてしまえば、完全に自分仕様のカスタマイズが可能になるわけで、これをもっとハイクオリティにやってくれる商売なんていうのもあったらいいな。セザンヌみたいなタッチで描かれたジャガイモの絵があったらちょうどいい。

 アナログとデジタルの和解が、もっと進めばいいのにと思う。手書き・縦書きで書いた文章が、そのままスキャンされて画面で活字・横書きに変換されるシステムがあったらいい。手で書きたいときっていうのがあるし、それをいちいち打ち直すのは大変だから。口述筆記をしてくれる機能は、もうあるんでしょうか。なくても出てくるよね。

 いま一番の注目は、3Dプリンター。もう手に入らない(販売終了、古着でも見つからない)服がもう一着つくれれば、永遠にお気に入りの一枚を着ていられる。そんなの誰かに仕立ててもらったほうが早いのかもしれないけど、機械がそっくり同じものを作ってくれるなら、そのほうがなんというかロマンがある。