合法的である以上はエロにも文句言わない

 女性向けエロ漫画のことを「レディースコミック」と言うのですね。最近知りました。確かに「少女漫画」ではないか……。少女漫画も、ものによってはとてもきわどい描写があるけれど、レディースコミックのそれは大体がセックスシーンらしく、それはジャンル分けしたほうがいいわな。オンライン上で売られるものが主体みたいだけど、その繁栄っぷりを見てると、いい時代になったなと思う。資本主義経済は、ある意味、女性の性欲解放に一役買っているのだ。売れるものは売ればいい、的な。そこに変な道徳とか絡んでこないあたりが本当に清々しい。

 男の人は、風俗に行くことを許容される雰囲気があるのに、女性にはない、とか、おっさんたちがアイドルに貢ぐのは白い目で見られるだけで済むのに、おばさんが韓流スターを追いかけるのは「はしたない」と性的に問題があるかのように捉えられるのは、何か歪んでいるわけですよ。性欲をどこで解消するか、折り合いをつけていくかっていうのは、もっとちゃんと考えられていい問題だと思うのね。童貞や処女、中高年、老人、誰にでもそういう欲求はあって、それを合法的に満たす以上は文句つけない。そういう社会に(建前だけでも)なったらいいなと。