インスタ腹黒話

 インスタグラム嫌いなの?と言われる。違う。正確には、インスタをやってる人をすごく嫌いになった過去がある。結果から言えば縁を切ったくらいに。

 彼女は、私が何か贈るといつも喜んでくれたけど、それは結局「私には、こんな素敵な物をくれる友達がいるのよ!」という自慢に使われただけで、私は金づるではないけど、それに似た何かだった。自分の見栄のために他人を利用するな。友達失くすから。

 誰もが「私を見て!」と叫ぶ世の中って、どうなんだろう?完全に地獄絵図じゃないか?儲かるのは、その「Watch me!」サービスを提供する人間だけで。そういえば、インスタグラムで「いいね!」を稼ぐための友人代行サービスっていうのがあったね。人を雇って、盛り上がってる感じのいい写真を撮るってやつ。思いついた人の搾取精神に感動すら覚える。

  ゴールドラッシュで儲かったのは、鉱夫ではなく、彼らにジーンズを売ったリーバイスでした……。おとぎ話は今も終わらない。

 この調子で頑張ってほしいな。腹黒いことを言うなら、自己愛のために金を払う人間を破滅させる勢いで成長してほしい。私なら写真スタジオをもっと売り込む。

「なんでもない日、おめでとうーー写真館で素敵な一枚をどうですか?

 プロがメイクを担当し、豊富な衣装の中からお気に入りの一着をレンタルできます」

 こんな感じで。もう誰かやってるかもしれないね。気持ちが殺伐としている。