メルシーベビーの日常ブログ

結婚相談所の語学オタク 

美しさの定義

 世間では「美しい」とか「綺麗」とか言われているものに、いまいち馴染めない。フランス語の響きがそんなに優雅だとも思えないし、美魔女のどこが美人なのかもわからん。サッシュベルトがオシャレだっていう風潮も理解できない。美的感覚を人と分かち合うのは、そもそも難しいことなのだ。

 そんな風に思うのは、わたしが日本人だからかな。大陸の人たちは、中国であろうがヨーロッパであろうが、とりあえず大きくてきらびやかなものが綺麗だっていう共通認識があるように見える。あるいは色が鮮やかであるとか。どう考えても、日本の茶道をやる人たちが好む、壊れた茶碗とか渋い色の器とかを評価する文化ではない。だけど日本ではそれがいいってことになっていて、信じられない値段で取引される。

 誰かが美しいと思いさえすればいいのだ、どんな他人が認めなかったとしても。誰かがいいねと言うならそれだけで、それは商売になり文化になる。結局、それは個人的なもの。誰かと共有して「これこそが美だ」なん決めつけられるようなものじゃない。もうそれはビジネスでも人間関係でも同じで「それがいい」と言ってくれる人さえ見つければ、何も悩むことはないし、変に努力して誰かに合わせる必要もない。問題は、それを言ってくれる誰かを見つけられるかどうか、そこなんだよなあ。