コンビニ労働

 コンビニ漫画『ニーチェ先生』を読んでる。新人バイトが入ってきたはいいけど非常識な人だった……みたいな話があって、漫画ではあるものの、コンビニの現場って人を雇うのも大変だよなあって、その社会性に妙に納得する。常識があって接客ができて、理不尽なお客様に耐えられる人じゃないと続かないだろうし、コンビニの勤続年数が長い人って……きっととても忍耐力のある人なんだね。

 原作者・松駒さんから寄せられた後書きが「コンビニ店員は誰でもできる仕事、という定説に異論はないのですが、一点だけ付け加えたいです。「そして、誰もが続かない」と。」と書いておられて、あの業界が慢性的に人手不足なのもうなずけるなあと思う次第。こういう仕事は「いつでも辞められる」っていうところが一番のネックで、気軽に応募し気軽に辞めていく人々がいるから、いつもあらゆるコンビニで募集がかかってる。

 近所のコンビニでは、ずっと同じ人たちが働いているから環境がいいんだろうな。絶対に時給以上の働きはしない、ちょっとやる気がなくて本当に普通な感じの従業員の人たちを見ながら、こういうのがいいよなあって思ってる。奉仕もなく酷使もなく。労働なんて、それでいいだろうって。