メルシーベビーの日常ブログ

美容、音楽、趣味のブログ。生きやすくなるヒントも書いていきます。

「いい歳して美人に嫉妬する私」……あまりに美しい文章

 亡くなった雨宮まみさんのブログ。https://cocoloni.jp/culture/49213/

 「いい歳して美人に嫉妬してしまう」という悩み相談に対して、雨宮さんが真摯に応え、苦しみを受け止めながらも救いになるような回答をしている。リアルタイムで読みたかったな……できたら彼女がまだ生きているうちに。

 心に刻まれた部分を引用すると

「自分はブスだから」と言う、ブスではない女の子を私はたくさん見てきました。その子たちが嘘をついているとは思いません。その子たちの苦しみが嘘だとももちろん思わない。けれど、客観的に決して醜くないという事実は、その女の子たちを1ミリも救っていませんでした。内面が素晴らしいということも、やはりその女の子たちを救っていなかった。

「本当はかわいいのに」なんて、意味がないんです。その子たちは誰かに「かわいくない女の子」として扱われたことがあり、自分でも自分のことを「かわいくない」と認識している。かわいい女の子をまぶしく思い、自分の容姿を振り返っては苦しく感じている。

 的確な現状分析……。そうなんだよね。

 大事なのは「かわいい」「外見が美しい」ことではなくて「美しい人として扱われること」なんだよね……。ただ綺麗なだけで誰からもチヤホヤされないんだったら、そんな美貌なんていらないって私は言うだろう。

 異性から言い寄られたいし、同性からも称賛されたいし、美人を羨ましいと思う気持ちには、そういうものが詰まっているのよね。ただ整形で綺麗になれればいいとか、そういう話ではたぶん、ない。この類の悩みは、もっと根が深い。

 最後まで読んだ感想としては「顔が綺麗だから自分が好き」って感情はなんか危ういよなあ、と。美貌をアイデンティティにせずに生きていくことの強みみたいなものが、雨宮さんが書いたことからは伝わってくる。

 それにしても最後のこの段落。彼女の文章、彼女の考えの美しさときたら。

最初から自分のことを自然に愛することができなかった人間にとって、人生は自分を愛するための冒険であり、それをする過程で他者への愛を知ろうとする冒険でもあると私は思います。そして、いろんな思いをして勝ち取った「好き」という気持ちは、そう簡単に揺らぐものではないんじゃないか、と思うのです。

 最高。