メルシーベビーの日常ブログ

美容、音楽、趣味のブログ。生きやすくなるヒントも書いていきます。

愛することは食べさせること

「食べさせてあげたい」っていう感情は、もっとも素朴な形の愛情なんだと、知り合いの女性が言っていた。今日はそのことについて考えた。

何かおいしい食べ物を知った。それを誰かに教えたい、一緒に食べたい、と思うとしたら、その誰かって誰だろう。少なくとも嫌っている人ではないだろう、かなり好意を寄せている人の顔が浮かぶんじゃないだろうか。

これをあの人に食べさせたい、という思いは、相手の生命を維持させようとする気持ちでもあるから、すごく深い愛なのかもしれない。食事を提供することは、その人に生きてほしいと思うこと。

だから食事にまつわる行為には意味がつくのか。男女で一緒に食事をするのは浮気の境界線かどうか、とか。割り勘なんて愛がない気がする、とか。

「子どもの食事は母親が作るもの。買ってきたもので済ませるな」なんていうのも、作って食べさせることが愛だという発想から来てるんだろう。なんていうか「あなたの生命が続くことを祈ってますよ」と表現するのに一番いいのは、料理してそれを食べさせることなんだと思う。そう考えると、人間はどこまでも動物だ。

わたしは一番好きになった人でも「食べさせたい」とは思わなかった。ある意味、他人を愛する能力が欠けているのかもしれない。