メルシーベビーの日常ブログ

美容、音楽、趣味のブログ。生きやすくなるヒントも書いていきます。

辞書1ページでここまで遊べる

「華燭(かしょく)の典」とは結婚式を意味する言葉らしい。『オネーギン』を読んでいたらいきなり難しい言葉が出てきたので辞書で引いたのだが、その周囲にもいろいろ知らない単語があって、しばらく眺めていた。

華燭、というのがそもそもローソクのことで、結婚式ではいっぱい使うから、というのが華燭の典の由来らしいが、それって日本の結婚式なのか、西洋の結婚式なのか?

日本の結婚式でローソクを使うだろうか……それよりは白無垢姿の花嫁が、盃でお酒を飲んでるイメージがあるんだけど。これ、和製語じゃないな。ネットで見たところ、由来は中国古典らしい。信憑性は高くないけど、語がバリバリの漢語で固い感じなのを見るに、そうかなとは思う。

同じページには「華胥(かしょ)の国」という言葉もあり。

これは楽しく平和な世界、夢の国くらいの意味合いで「華胥の国に遊ぶ」と言うと「寝ながら楽しい夢を見る」。いいね。昼寝してくるって言う代わりに、華胥の国いってくるって言えばいい。幸せに眠れそう。

終助詞の「かしら」もこのページにある。用例がおもしろい。

「こんなに幸せでいいのかしら」「席を譲ってくれないかしら」

なんか、生活する人の実感が聞こえてくるね。辞書って性格あるよね、絶対。「幸せでいいのかしら」は、喜びと戸惑いの入り混じった素敵な用例だし「席を譲って……」は、老婦人のぼやきという感じがする。

ちなみに旺文社の国語辞典、第十版。私の持ってるのは2006年発行で、参照したのは253頁です。ページトップの単語は、画家を意味する「画匠」。参考まで。