夢想家メルシーベビーのブログ

相談所の語学オタク

芸術家たちには正直うんざり

芸術だって言いさえすれば、何をやっても許されるのか。アラーキーのモデルへのパワハラ事件にしろ、フランスの女性器露出の一件にしろ、「芸術」の名の下で行われた、単なる反道徳的行為って意味では一緒だ。

もともと絵画や彫刻は、神事に使われ、神に捧げられるためにあった。いずれそれぞれの分野の専門家が出てきてオーダーを受け付けるようになり(肖像画を描いてくれ、とか)そこからさらに時代を経て、芸術は完全に、芸術家を名乗る人間のおもちゃになった感がある。だってもう、誰に捧げる必要もないんだものね。単に芸術家が自分のためだけに作るスタイルが定着して、それがすごく神聖な行為みたいに言われている。ついでに大衆に受ければ儲かる、みたいな次元に落ちている。

目的を持たない行為が美しいっていうんだったら、世界で一番美しいのは子どもの遊びだ。おままごとも砂場遊びも、なんのためにするものでもない。単に遊んでいるだけだ。芸術のために芸術行為があり、それが尊いと言うのであれば、それで金儲けしようとか思うなよ、って少し冷ややかな気分になってる。