メルシーベビーの日常ブログ

結婚相談所の語学オタク 

君はフィクション

 『君はフィクション』は中島らもの小説のタイトルだけど、この人の書くものはタイトルだけで十分って思ってしまう。『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』も、題名だけでなんかいい。中身は一切読まずに、同じタイトルで小説を書きたくなる。そうすると盗作にはならない代わりに書名泥棒と呼ばれちゃうのかな。

 誰かにとって、物語のある存在でいたい。現実に生きているだけでもうストーリーはあるんだけど、それじゃ満足できなくて、私が創り上げて、その中で生きていたい。

 中島らもが面白いのは、難関私学に合格していながら落ちこぼれになり、その体験をおかしくも悲しく淡々と語っていくところにあって、そういう落ちこぼれた経験のある人なら読んでほしい。『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』。私は文庫で読みました。

 

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